上沼恵美子のご利益も! 7億円サマージャンボ宝くじ「当たる!売り場」

一攫千金の大チャンスが到来! 今回は、ご当地ソング縁の街のツキ売り場と、サマー億万長者の大当たりの秘訣を紹介する!
7月14日に発売となったサマージャンボ宝くじ。ドリームジャンボが発売された5月に比べ、販売を自粛する売り場は減ったものの、まだまだ新型コロナウイルスの影響は大きい。とはいえ、こんなご時世だからこそ、1等&前後賞あわせて7億円の大チャンスを見逃す手はないだろう。「ただし、ただ漫然と購入しても当たりません。そこで、今回は、聴くと元気になって、しかも大当たりの強運ももたらしてくれる歌のパワーに注目。誰もが知っていて、つらいときに心の支えになる“ご当地ソング”と縁のある売り場を厳選してみました」
こう解説するのは、宝くじアナリストの山口旦訓氏である。本文では、特に注目の売り場8か所を詳しく紹介しよう。まずは、北海道函館市の港町スーパーアークスCCから。この売り場は函館山から眼下に見下ろす函館港の近くにある。2015年の年末ジャンボで10億円が出た人気のツキ売り場だ。「以降、ジャンボで大当たりは出ていませんが、16年10月にはロト7で2等1320万円、18年10月にはロト6で同1377万円が出ています」(売り場責任者)
この北海道を代表するご当地ソングといえば、『函館の女』(北島三郎)。ご存じの通り、北島はJRAの獲得賞金歴代1位の名馬キタサンブラックのオーナーでもある。そのパワーにあやかって、億を目指せ!
お次は、宮城県仙台市の青葉通りCC。仙台駅と仙台城(通称・青葉城)を結ぶ青葉通りはけやき並木で有名だが、そのほぼ中心に位置する、この売り場で大当たりが出たのは、05年サマーの1等前後賞3億円、それに翌06年1月のロト6の1等3億8700万円の2回。この売り場の目と鼻の先にある「青葉城」をモチーフにした『青葉城恋唄』(さとう宗幸)は、宮城県はむろん東北地方を代表するご当地ソングだ。仙台名物・七夕祭りのこの時期にはアーケード街で同曲が流れ、仙台駅・新幹線ホームの発車メロディにも使われているほど。「“大きく当たりますように”との願いを込め、宝くじ購入者に金運の神としても崇敬されている『金蛇水神社』で、ご祈祷した沖縄の“星の砂”(星型の砂)を小分けして差し上げています」(売り場責任者)
これらの相乗効果で、出るか、3度目の大当たり!!
南に下って、東京都は日本一のツキ・人気売り場の西銀座CC(中央区)。平成以降だけでも実に502名に高額当せん者、計832億円を出しているこのお化け売り場、今年開店60周年を迎えという。「このご時世ですから、派手なことをやるわけにもいかず、悩ましいところですが、発売期間中の大安などの開運日には、うちのマスコットの『夢ーたん』の絵と60周年の文言を入れたウチワを配る予定です。昨年の年末は10億円が2本出てますから、このサマーでも2本は狙いたいですね!」(売り場担当者)
ここのご当地ソングといえば、『銀座の恋の物語』(石原裕次郎・牧村旬子)だろう。売り場のすぐそばには『銀恋』の歌碑もあるし、大いに期待できそうだ。
■柳ヶ瀬ブル―スや大阪ラプソディのパワーで!
お次は、岐阜県美濃加茂市の平川たばこ店。1990年頃からツキ出し、以降、実に「億当たり」を17本も出すという、県内はもとより東海地方でも有数の強運売り場だ。13年グリーンで1等前後賞5.5億円を出して以降、大当たりからは遠ざかっているが……。「とはいえ、17年の年末ではミニ1等前後賞7000万円に、支店での2等1000円など合計では1億以上出ています。しかも昨年の年末には美濃市の支店で1等前後賞10億円が出ましたから、調子は上向きですよ!」(店主の平川さん)
そんな同店のある岐阜県のご当地ソングは『柳ヶ瀬ブル―ス』(美川憲一)。美川のスター歌手としての地位を確立した曲のパワーが加われば、今回こそ出る!
西に移って大阪は、大阪市北区の大阪駅前第4ビル特設売場。1984年、梅田地下街の混乱解消のために8つの売り場がまとまって誕生した。「東の西銀座」に対し、「西の大阪駅前第4ビル」として人気、実績とも双璧を成す売り場だ。そんな大阪のご当地ソングといえば……数多くあるものの、売り場担当者を直撃したところ、「ウチの社員に尋ねてみたら、海原千里・万里の『大阪ラプソディ』という声が多かったですわ。今でも、カラオケやスナックでは必ずリクエストされる名曲ですからね。その歌詞の1番には、売り場が面しとる“御堂筋”が出て来るし、そもそも、この売り場はサマーに強いから、ほんま、期待できまっせ!」(売り場責任者)
なお、姉妹漫才師の千里・万里は77年に解散したが、妹の千里は現在、「上沼恵美子」の名で関西芸能界の女帝として君臨しているのは、ご存じの通り。その影響か(?)、同売り場では毎年のように1等が出ているのはもちろん、12年には2本、08年には、なんと3本出たこともあるのだ。
■中国、四国、九州は
お次、中国地方は鳥取県鳥取市のイオン鳥取北CC。こちらは市内一の人気売り場で、実績を見ても13年のグリーンで1等前後賞5億5000万円、16年の年末ではミニ1等1億円を2本出している。そして、ここのご当地ソングといえば『鳥取砂丘』(水森かおり)だ。「売り場は名前通り、鳥取市の北にあるので、鳥取砂丘には非常に近いんですよ。それに3本の大当たりの後も、18年サマーでは2等1000万円が2本出るなど、調子は悪くないんです。新型コロナにしても、岩手県のゼロに次いで鳥取の感染者は、わずか3人という少なさ。これもツキ(?)があると言えるでしょう。ですから、大いに期待していただいていいと思いますよ!」(売り場担当者)
水森にしても、この歌で03年にNHK紅白に初出場以来、「ご当地ソングの女王」として、17年連続で出場するツキぶりなのだ。
四国に渡って、高知県高知市の高須ハイパーCC。県内では断トツの売り上げを誇る人気で、実績も09年の年末で2等1億円、11年の年末1等前後賞3億円が、なんと2本、さらに13年ドリーム1等後賞1億500万円など申し分ない。「高知のご当地ソングといえば、やっぱり『南国土佐を後にして』ですよ」(売り場責任者)
歌い手・ペギー葉山が歌手生活60周年を迎えた12年には、はりまや橋公園に、この歌碑が設置された。そして昨年、この歌が発売60周年を迎えたというから、これを記念して1等が出そうだ。
最後、九州からは福岡県北九州市小倉北区の小倉駅前CC。この売り場の大当たりは12年グリーン1等前後賞5億円、そして、その4年後の16年の年末ミニ1等1億円の2度。このため、それからまた4年後の今年も億当たりが出るという「4年周期説」が話題に。この福岡県のご当地ソングといえば、『銀河鉄道999』(ゴダイゴ)。「漫画の原作者である松本零士さんは、ここ小倉の生まれ。それで小倉駅には、主要登場人物の『メーテル』の銅像などの他、松本作品ゆかりの展示などもされています」(売り場責任者)
ゆえに小倉駅の真ん前にあるこの売り場は、大当たりを期待しないほうがおかしいだろう。18年2月にはロト7で1等3億1290万円も出ている。
■大当たり、三つのポイント
さて、ここからは、サマーで大当たりした人のエピソードの中から、参考になりそうなものを厳選した。17年サマーで1等前後賞1億円を当てたH氏(80代、茨城県在住)は毎回、当たったことを想定し、その場合、何に使うか考え、妻には「当たりもしないのに、よく買いますね」と、からかわれていたそうだ。だが、本当に大当たり。考えていた海外旅行に行きたいと取材に答えた。何ごともプラス思考に越したことはない。まず、宝くじを買うこと自体を楽しもう。それが福を呼び、いい結果に結びつくようだ。
二つ目。どの売り場かだけでなく、「いつ買うか」も重要であるようだ。一般的には、「六曜」という古い暦の「大安」の日を選んで宝くじを買う人は少なくないが、群馬県在住のJ氏(50代)は、六曜ではなく「十二直」を参考にして「満」の日にこだわって購入していたら、17年のサマーミニ1等1億円が当たったという。ちなみに「直」には“当たる”、「満」には“すべてが満たされる”という意味があるのだとか。
三つ目は、購入した宝くじの置き場所である。年サマーで6億円を当てた、70代のB氏(和歌山県在住)は、いつも七福神の額の裏に置いていたそうだ。同じく5億円を当てた静岡県のA氏(50代)は、縁起のいいとされる西側に向けて置いていたとか。「そっくり真似る必要はありません。あなたなりにこだわって、努力することが大当たりを引き寄せる秘訣なんです」(前出の山口氏)
今回は、ツキ売り場に、この三つのポイントも加味してみてはいかが!? なお、今回のサマージャンボ宝くじの発売は8月14日(金)まで。抽せんは8月21日となっている。幸運を祈ります!