阪神・中西元コーチ、“キーマンはガンケル”に賛否 「自滅するタイプではない」と主張、「ガルシアの時は使えない」と反発も (2/2ページ)

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 中西氏の発言を受け、ネット上には「左の岩崎(優/同2.51)が離脱中だから、7回を投げてくれれば心強い」、「先発の時より安定してるように思えるし、このままセットアッパーに組み込むのは全然悪くない」、「四球少ないゴロピッチャーは1点リードの接戦とかでも安心して任せられる」といった反応が多数寄せられている。

 一方、「助っ人枠の兼ね合いがある投手に期待し過ぎるのは良くない気がする」、「ガンケルはガルシアの時は使えないだろうから、馬場(皐輔/同1.64)の方が計算立てやすくない?」といった否定的なコメントも複数見受けられるなど議論が飛び交っている。

 「現在の阪神は試合でベンチ入りできる外国人枠4枠のうち、抑えのスアレス、クリーンアップのボーア・サンズで3枠が埋まっており、残り1枠で先発のガルシアとガンケルの併用に充てています。つまり、ガルシアが先発する試合ではガンケルをベンチ入りさせることができないということです。それならば枠の配分を変更すればいいのではという話になりますが、枠を埋めている3名は現状を考えるといずれも外せない選手である上、8月中旬には怪我で離脱していた野手のマルテも復帰する見込み。そうなると、どうしてもガンケルをベンチ入りメンバーや一軍登録から外さないといけない場面がくることは想像に難くないため、日本人選手を勝ちパターンに組み込み岩崎の復帰を待つ方が計算を立てやすいのではと考えるファンも少なくないようです」(野球ライター)

 2日終了時点の救援防御率が「4.59」とリーグ5位に沈んでいる阪神。上位浮上のために盤石な勝ちパターンの確立が求められている状況だが、上り調子のガンケルを勝ちパターンに固定するかはファンの間でも意見が分かれているようだ。

文 / 柴田雅人
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