孤児のウォンバットとカンガルーが出会ったら大きな絆で結ばれた

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孤児のウォンバットとカンガルーが出会ったら大きな絆で結ばれた
孤児のウォンバットとカンガルーが出会ったら大きな絆で結ばれた


 例え種が違っても、動物たちは固い絆を結ぶことがある。人間同士にも相性があるように、動物同士だってあるようだ。

 オーストラリアの動物保護施設に孤児となった赤ちゃんウォンバットが保護された。更にその2か月後、同様に孤児だったカンガルーの赤ちゃんが保護された。

 2匹を同じスペースに入れておいたところすぐに打ち解けたようで、それから2匹はどこに行くにも一緒、何をするのも一緒、離れられない友情を築き上げていたのだ。

Wombat And Kangaroo Are Obsessed With Each Other | The Dodo Odd Couples

 今から約5か月前、動物保護施設「リンドウェイ・ファーム(Lindoway Farm)」のスタッフは、道路でひかれて死亡したウォンバットの袋の中から赤ちゃんウォンバットを取りだし保護した。ウォリーと名付けられたそのオスのウォンバットはまだ小さく、お世話が必要な状態だったので、家の中で育てられた。

 その2か月後、ゴルフ場の茂みでオスのカンガルーの赤ちゃんが発見された。母親はどこにも見当たらない。こちらも施設で保護することになり、バギーと名付けられた。

 スタッフは、ウォンバットのウォリーとバギーを同じケージの中に入れてみた。するとまあ、なんということでしょう。

 2匹はお互い同じ境遇だったのを知っていたかのように、ぴっとりと寄り添い離れられない仲となったのだ。

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Holly Harris(@lindoway_farm)がシェアした投稿 - 2019年 8月月31日午後3時31分PDT


 バギーはいつでもウォリーの後をくっついて歩く。ウォリーの耳をチュウチュウ吸うのが大好きだ。バギー専用のベッドにはウォリーも一緒に入る。

 狭くてギュウギュウなのに、2匹はひっついて眠る。

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Holly Harris(@lindoway_farm)がシェアした投稿 - 2019年 5月月22日午前3時22分PDT


 一緒にいるとお互いに安心できるようだ。彼らの境遇がそうさせたかもしれないし、もともと相性が良かったのかもしれない。

 愛らしいカップルは、一緒に寝て、一緒に食べて、一緒に遊ぶ。たくさんの思い出を一緒に作る。

 スタッフはポーチに2匹別々に寝床をつくるのだが、必ずどちらかの寝床でくっついているという。一時でも離れ離れになるのが嫌なようだ。

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Holly Harris(@lindoway_farm)がシェアした投稿 - 2019年 5月月22日午前3時41分PDT


 施設では2匹とも野生に戻すための訓練を行っているが、離れ離れにするとお互いがお互いを探すそうだ。

 ウォリーとバギーの友情物語はInstagramのアカウント「lindoway_farm」を要チェックだ。
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Holly Harris(@lindoway_farm)がシェアした投稿 - 2019年 7月月30日午前5時24分PDT

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