上手に他人の力を借りるには? バーベキュー理論を活用しよう (1/2ページ)

新刊JP

『直線は最短か?』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス刊)
『直線は最短か?』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス刊)

仕事でもなんでも自分で抱え込んでしまうことはないだろうか?

自分の力でやろうとするのは良いことだが、大きなことを成し遂げようとするなら、他人の力を上手に借りたほうが実現性は高くなる。ただ、他人の力を借りることができないという人もいるだろう。

では、どうやって人の力を上手に借りればいいのか?
そんなときに役立つのが弁証法という考え方だ。弁証法とは、異質なふたつの要素を掛け合わせて、跳躍した答えを導き出すための哲学である。

この弁証法の基本な考え方から、仕事や実生活においての活用法まで解説しているのが、『直線は最短か?』(阪原淳著、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス刊)だ。

本書によると、自分の力と他人の力をうまく掛け合わせることは、弁証法の考え方からも理にかなっているという。

■バーベキュー理論を使いこなせ

本書で提唱されている「バーベキュー理論」は弁証法の考え方に基づいたもので、自分をバーベキューのお肉と見立てて、味付けや焼き方などを得意な誰かにやってもらうという理論だ。

つまり、目的をかなえるためには、自分ひとりの力だけでなく人の力を上手に借りたほうがいいということである。
そのためには、自分が「おいしい肉に見せる」ことと「自分を料理してくれる(引き立ててくれる)人との出会い」が必要だ。

では、自分を引き立ててくれる人をいかに見つけ、自分の力になってもらえばいいのか?
本書によると、それには3つのポイントがあるという。

1.とっかかり
2.素直さ
3.「大欲(たいよく)」があるかどうか

とっかかりとは、強い個性やエピソードのこと。やはり自分だけの個性や動機があったほうが人の興味を惹き、味方になってもらいやすいだろう。
素直さは、人のアドバイスを素直に聞き入れられるかどうか。

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