東出昌大、杏への「3つの感謝」と「人を変えた」三浦春馬さんの逝去

日刊大衆

(左から)杏、東出昌大、三浦春馬
(左から)杏、東出昌大、三浦春馬

 8月1日、女優の(34)と俳優の東出昌大(32)が離婚したことを発表した。

 2人が共同で発表した文書では、「私事で大変恐縮ですがこの度、私たち夫婦は離婚いたしましたことをここにご報告させていただきます。今後は子どもたちの親として成長し、協力しあう関係を築いていきたいと思います。多くの方々にご迷惑、ご心配をおかけしてしまいましたがどうぞ温かく見守っていただけますと幸いです」と報告している。

「3人の子どもの親権は杏が持つことになりますが、“今後は子どもたちの親として成長し、協力しあう関係を築いていきたい”とつづっているように、東出も父親として子育てに協力していくことになります。

 また今回、離婚の原因は東出にあるものの、杏は東出に慰謝料を請求しないそうです。それは、今後東出が多額の違約金を抱えることを考えてのことだといいます」(芸能記者)

■慰謝料免除&共演OK

 今年1月まで、東出は4社のCMに出演していたものの、女優の唐田えりか(22)との3年間にわたる不倫が発覚したため、すべての契約が解除に。

 1月28日のスポーツニッポンでは、東出のCM出演料は1本4500万~5000万円。契約解除に伴う損害賠償金も発生するとみられ、年間契約のCMは日割りで返金することになると報じている。

「東出は、今回の離婚で杏に対し、“3つの感謝の念”を抱いているといいます。1つ目は慰謝料を“免除”してくれたこと。2つ目は東出を共演NGにしていないこと。報道によると、杏は東出に対して“仕事に邁進してほしい”という思いでいて、東出と映画やドラマで共演することも厭わないといいます。

 そして3つ目は、東出が出演する映画の公開まで離婚するのを踏みとどまってくれたことです」(前出の芸能記者)

■杏のおかげもあり映画は大ヒット

 8月4日発売の『女性自身』(光文社)によると、1月の不倫報道から離婚に至るまで約5か月あまりを要したのは、東出がなかなか弁護士を雇わなかったり、新型コロナウイルスの影響で協議が進まなかったこともあるが、杏が、東出が出演する映画『コンフィデンスマンJP』の公開まで離婚をとどまったためだとも報じている。

 長澤まさみ(33)が主演を務め、東出と小日向文世(66)がメインキャストを務めている『コンフィデンスマンJP プリンセス編』。映画は、本来5月1日公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響で7月23日に遅れることに。

「2019年公開の映画第1弾が興行収入約30億円の大ヒットとなり、早々に続編の製作が決定しました。2作目の『プリンセス編』も興行収入40億円を狙える大ヒットスタートを切っていて、非常に話題を呼んでいます。

 これだけ映画がヒットしているのは、杏が離婚届を提出するのを先延ばしにしてくれたことも関係しているのではないでしょうか。5月の段階では東出に対して、まだまだ激しいバッシングが続いていて、そこでさらに離婚となれば、東出にとって回復不能なダメージになっていた可能性もあり、そのマイナスイメージは、映画にも悪影響を及ぼしたかもしれません。

 また、6月にアンジャッシュ渡部建(47)の“多目的トイレ不倫”が発覚し、“東出よりサイテー”となり、彼への当たりが多少弱まったことも、映画には好影響だったのかもですね」(前同)

■三浦さんの死で自分を見つめ直し――

 映画製作会社関係者は話す。

「すでに『コンフィデンスマンJP』の第3弾の製作も決まっていて、長澤さんの希望もあり、来年の4月か5月にハワイで撮影することになるようです。ただ、コロナ次第では国内での撮影になる可能性もあるとのことですね。

 不倫騒動を経て、現在は出演映画が絶好調で、復調ムードの東出さんですが、実は今、相当な“仕事モード”に入っているそうです。唐田さんとの不倫発覚をきっかけに、自分の女遊び、育児に協力的ではなかったダメ夫ぶりが明らかになり、世間から猛バッシングを受けて、ウジウジ考えていた部分もあったといいます。

 しかし、自分自身が苦しめた杏さんに情けをかけてもらったことに加えて、三浦春馬さんの逝去も彼に大きな変化をもたらしたようなんです」

 7月18日、東京都港区の自宅マンションで、俳優の三浦春馬さんが自ら命を絶った。

 三浦さんは『コンフィデンスマンJP』の1作目と2作目に主要人物として出演していた。

「東出さんは三浦さんの死に相当思うところがあったようです。不倫が報じられ、東出さんもプライベートのことで悩んでいましたが、三浦さんはそれ以上に仕事のこと、家族のことなどで悩みを抱えていたとされ、結果的に死を選んでしまった……。

 東出さんは彼の死を目の当たりにして、自分には子どもがいて、ちゃんと体を動かすことができて、仕事をすることができる、一度地に堕ちたけれど頑張れる、頑張るしかない――そういった思いで、逆に“絶対に死ぬわけにはいかない”という気持ちで、仕事に打ち込んでいく覚悟を固めたそうです」(前出の映画製作会社関係者)

■やれることは何でもやる

 7月23日、映画のPRで『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演した東出は、三浦さんが亡くなったことについて、「まだ、当分は受け入れられないだろうなと思います。ただ、すごい頑張り屋さんで、大好きだった彼なので、彼のした選択を言い訳にして、僕らが頑張らないっていうことを決めちゃったらそれこそ彼に対して申し訳が立たないので」と語っていた。

 7月7日発売の『女性自身』によると、唐田との不倫騒動をきっかけに「主演クラスじゃないとダメ」という制約がなくなったため、キャスティングのハードルが下がったこともあり、東出のもとには多くのオファーが舞い込んでいるという。

「ただしばらくは、CMが入る地上波のドラマはイメージ的に無理でしょう。そのため映画や舞台など、“やれることは何でもやる”という思いで、今後はストイックに仕事に邁進していくことになるとのことです」(前出の映画製作会社関係者)

 前妻・杏との離婚、そして三浦さんの死を経て、東出は俳優として大きな変化を遂げることになるのだろうか――?

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