コロナ不況に負けない「専門職」 (2/3ページ)
「とにかく新しいことが好きだから、ずっとこの道で、スペシャリストでやっていく」と思っても、ある日ポキッと折れてしまうこともあります。
「これで食っていく」という専門性は強い武器になる一方、その武器が固定化されると武器が通用しなくなった時にいきなり終わる、諸刃の剣でもあります。
■「圧倒的に売れる営業」は専門職では?
専門的な「手に職」がないと、「何かができる状態」を過剰に求めてしまう傾向にあります。相談者さんが曖昧なイメージで「経理とか、技術とかの知識がない」と言っている点が、その典型です。
例えば経理も会社によって範囲が大きく違い、経理業務なのか財務業務なのかで、その分野の「潰しの効き方」は全く別物です。
「なんか不安だから、他の分かりやすい名前の仕事が欲しい」という程度の悩みから抜け出せていません。専門性と一口に言っても独学で身に付けられる範囲には限りがありますし、「これをやったらOK」という魔法の何かがあるわけでもありません。
さて、その上でもう一度考えてみた時に、営業職の専門性とは「商材が変わっても売れる」ということでしょう。
この「売れる」がソフトスキルに分類されるため、不安になるのだと思います。しかし、営業を極めたとまで言える人々の業界や職種における圧倒的な「強さ」は、他の職種を上回るものです。
営業職が全く向いておらず続けるのがツライ! というなら話は別ですが、そうでないのであれば「営業」を軸にできることを広げていくのが成功率の高いキャリアプランになるでしょう。
目指すべきは「製品売りの物売り営業」ではなく、サービスと掛け合わせて提案できる「ソリューション営業」です。
これができる人は実は限られていて、できるのであれば業界・職種の方向転換も容易になります。
その上で「営業職にしては詳しい部分」を作っていくと武器が増えます。