サンデーカップの「パリパリバーコード」が読み取れない... これってデザインのせい?森永製菓に聞いてみた (1/2ページ)
ほとんどの商品、あるいはタグに印字されているバーコード。レジでのスムーズな商品精算には欠かせない存在だ。
しかし時には何らかの理由でバーコードが読み取れず、店員が値段を手打ちする場合もある。ツイッターでは商品購入時にそのような経験をした、あるユーザーの投稿が注目を集めている。
ユーザーは2020年8月2日、当時の状況とともに、バーコート読み取りができなかったという商品の写真を投稿。それは19年に発売30周年を迎えた森永製菓のロングセラー商品「サンデーカップ」だ。
バーコードがパリパリに(画像は投稿者提供)
その商品バーコードがこちら。
「パリ」「パリ」...そんな可愛らしい擬音語の隣には、端が切れたバーコードが貼られている。切られたバーコードの破片はスプーンのイラストですくわれる形になっており、商品特徴の1つであるパリパリチョコとバニラアイスの層を連想させるデザインだ。
投稿者は、このアイスのバーコードを機械が読み取れず、店員がレジを手打ちせざるを得なかったとツイート。「もしかしたらバーコードリーダーが賢すぎてバーコード全体の形状をエラー判定した可能性も」と原因を推測している。
つまり、バーコードが欠けているため読み取れなかったのではないか、というのだ。
森永製菓「基準をきちんと担保している」この商品のバーコード読み取りに対しては、過去に他のユーザーも言及している。
「このサンデーカップのバーコード無駄にパリパリされててレジ通すとき読みにくさ半端ないからやめてほしい()」
「今日も困ってたよ、レジの人 #サンデーカップ チョコの筋とバーコードの色、同じて」
サンデーカップのバーコードが読み取れないことはたしかにあるようだ。しかし、それは他のどの商品でも起こりうること。サンデーカップのバーコードのデザインが読み取りに影響しているかは定かではない。
実際のところはどうなのだろう。Jタウンネットは8月11日、森永製菓を取材した。
広報担当者によれば、このデザインバーコードは2019年春から採用。「デザインに遊び心を付与したい」という理由から、変更されたという。