「サンドvs坂上」「千鳥とマツコ以外はクビ」…2020年上期“お笑い芸人”BEST3
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斎藤ちはる

新型コロナウイルスの感染が世界中で猛威をふるった2020年の上半期。日本の芸能界ではどんな出来事が人々の注目を集めてきたのだろう? そこで今回は夏休み特別企画! 本サイトで2020年1月~7月までにアクセスが集中した人気記事を振り返ってみたい。今回は「お笑い芸人部門」ベスト3‼
3位 千鳥とマツコ以外全部クビ!テレ朝深夜「1本50万円」改編に怒怒怒!!
新型コロナウイルスの影響で、4月クールのドラマを6月や7月スタートに変更するなど、緊急の対応に追われたテレビ各局。そのゴタゴタも片付かないうちに、業界では早くも秋の改編期を迎えつつある。放送作家は話す。
「ドラマだけではありません。バラエティ番組でもロケや収録のやり方など、新しい生活様式を取り入れることが求められています。また、テレ朝では平日の深夜帯、0時15分からの枠で大改革が断行されようとしているんです」
同枠では月曜日に『しくじり先生 俺みたいになるな!!』が、火曜日には『テレビ千鳥』、水曜日には『ひかくてきファンです!』、木曜日には『夜の巷を徘徊する』が放送されている。
「この枠では、千鳥の『テレビ千鳥』とマツコ・デラックス(47)の『夜の巷を徘徊する』以外、すべて打ち切りになるといいます。そして、今までの30~40分の枠を半分に割って、15~20分間の番組を連続で放送する編成にしようとしているというんです。その、短い番組を連発するような編成案自体も驚きなんですが、さらに衝撃なのは番組1本あたりの制作費が“50万円”だというんです」(前同)
テレビ各局では視聴率低迷や、新型コロナウイルスの影響による広告出稿の減少で、多くの番組が大幅な制作費削減を求められているという。
「テレ朝の狙いも当然、制作費削減です。ここ最近のテレビ番組はとにかくお金がないから、数百万円も予算がかかるスタジオセットを作らないのが普通になってきています。バナナマンがMCを務める『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)は、実はあれ会議室で撮っているんです。背景を合成するなどの工夫をしていますが、セットを組むのと比べると制作費は圧倒的に安い。なのに『YOUは』は好調なので、他の番組、他局も追随していっていますね」(民放キー局ディレクター)
■数撃ちゃ当たる戦法
「また、放送枠を分割して短い尺の番組を連続して放送するのは、“下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる戦法”でしょう。そういった番組の中から、芸人でもアイドルでもいいので、新たなスターを発掘、生み出していきたい。斬新な番組企画を見つけたい、そしてそれをゴールデン帯やプライム帯に昇格させていきたい、という思惑なのではないでしょう」(前出の民放キー局ディレクター)
テレビ朝日は、公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】」を立ち上げている。
「三谷紬アナウンサー(26)のダイエット企画や、斎藤ちはるアナ(23)のフィットネス企画など、人気の動画も多数あります。予算が限られるわけですから、0時15分から0時45分の新たな枠では、そういった女子アナを起用した番組も検討されているのかもしれません。
ただ、制作現場は“その金額はないでしょう”“俺らに赤字を垂れ流しさせるつもりか”と、あまりの予算の少なさに憤っていますし、“だったらもうテレビ番組に携わる必要はない”と考える関係者も一部ではいます。
今はNetflixやAmazonプライム・ビデオ、YouTubeなど、映像制作の仕事はテレビ以外にもたくさんありますからね。そういった意味で、今回のテレ朝の大改編は関係者の間ではかなりの物議を呼んでいると言えます」(前同)
テレビ朝日の深夜枠大改革は吉と出るのか、それとも――?
(2020年7月13日公開)
■第2位は、おぎやはぎは不倫騒動の被害者?
2位 矢作兼、小木博明の謝罪を絶対拒否『フライデー』報道で
おぎやはぎの矢作兼(48)が、7月3日発売の写真週刊誌『FRIDAY』(講談社)で報じられた自身の記事について、相方の小木博明(48)と語っていた。
このやりとりがあったのは、7月2日深夜放送のラジオ番組『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)でのこと。番組冒頭、小木が「矢作はちょっと、今回やっちゃったね、これね」と、矢作の記事について口火を切った。
小木は、おぎやはぎが多目的トイレ不倫が報じられた、アンジャッシュの渡部建(47)と同じ人力舎に所属しているため、矢作がマスコミに狙われやすくなっていると自説を展開。すると矢作も「俺ね、ラジオでゴシップのネタがけっこう多いからさ。一番気をつけなきゃいけないんだよ、ブーメランになっちゃうからね」と、自身を戒めるように語った。
そして、記事に載っている、マスクとキャップ姿の矢作が車のドアを開けようとしている写真について、小木が「これ車上荒らしじゃないの? 犯罪じゃん」とツッコむと、矢作は自分の車だと反論。メガネのズレを直してもらうため、代官山のメガネ店に家族で行ったときの写真だと釈明した。
矢作は続けて、「だってこの記事、スゴい好意的だろ」と言うと、店に向かうとき矢作は子どもを抱っこしていたことから「コロナ禍でオフが増えた中、イクメンぶりに磨きがかかっているようだ」と書かれており、スキャンダルとは関係がない記事だと訴えた。
■謝罪したがる小木博明
その後、矢作は、リスナーからの「小木さんに涙を流す感じで言ってほしい(コメントがある)」というリクエストメールを代読。それは、6月12日放送のラジオ番組『GOLD RUSH』(J‐WAVE)で、アンジャッシュの児嶋一哉(47)が、相方の渡部の不祥事を涙ながらに謝罪したときの言葉をまねた内容だった。
すると小木は「(矢作はスタジオに)一緒にいるのにね」とボヤきながらも、「今回の件に関して矢作はね、バカ野郎ですよ。天狗になっていた、アイツは。多くの方に支えられて僕らは成り立っているのに。ぜんぜん分かってなかったすよ!」と、ウソ泣き混じりで謝罪した。
矢作はこれを聞いて「ヘタ。小木がコレ(謝罪)やったら、絶対、笑わせようとしてるってなっちゃう」と笑いながらダメ出し。それでも小木が「絶対やるよ」と譲らないと、矢作は「絶対やめて! 俺がなんかやったとき、絶対謝らないで」と懇願し、混乱したのか「油に火を注ぐ」と言い間違いしていた。
矢作は昨年の6月末にも『FRIDAY』に、六本木のオシャレなセレクトショップの袋を持った姿を撮られているが、これもスキャンダルとはいっさい関係なし。ゴシップ大好きなおぎやはぎだが、本人たちが騒動を起こすことは、まずなさそうだ。
(2020年7月9日公開)
■第1位は、サンドウィッチマンの坂上批判!
1位 サンド・伊達みきお「ゴールデンでの坂上忍批判」に、称賛の声が相次ぐ
サンドウィッチマンの伊達みきお(45)が、元横綱の貴乃花光司氏(47)をゲストに迎えたバラエティ番組で、突然、坂上忍(52)を批判するコメントをして、視聴者をザワつかせたようだ。
この発言があったのは、2月11日放送の『バナナサンド』(TBS系)でのこと。この番組は、バナナマンとサンドウィッチマンの2組がゲストをもてなすトークバラエティの2時間スペシャル。これまでは深夜放送だった同番組が、初のゴールデンタイム進出となる。
貴乃花氏と日村勇紀は47歳で同じ年齢。設楽統は1つ下の46歳で、伊達と富澤たけしはさらにその1つ下の45歳。同世代の4人が青春時代は相撲漬けの毎日だった貴乃花さんのため、「もし角界に入っていなければ、こんな青春があったかもしれない」ことを体験してもらうことに。
まず、青春時代のヒット曲をカラオケで歌って楽しみ、続いて、ファッションで当時の若者文化を追体験。貴乃花氏が90年代前半に流行した、小さめサイズの服で全身を固めた、中性的な“フェミ男”スタイルで登場すると、見慣れぬ姿にスタジオは騒然。しかし、本人は「いいかもしれない」とうれしそうだった。
■伊達が坂上をディスった内容とは?
また、高校時代にはやり始めたという回転寿司も、「くら寿司」ロケで生まれて初めて体験。寿司ネタの鮮度を守るため皿にかぶせているカバーの開け方が分からなかったり、お茶用の熱湯が指にかかりそうなるなど、慣れない店のシステムに手こずっていたが、最後はタッチパネルで注文できるまでに。
そして、楽しそうに食事する貴乃花氏に、伊達が「こんな笑顔の貴乃花さん、あまり見ない」と言うと、貴乃花氏も「こんな経験ない」とコメント。日村らも「うれしいですよ、俺ら」などと喜ぶと、伊達が「坂上忍さんに見せてあげたい。バイキングでさんざんやっているんだから」とボヤき、一同の笑いを誘っていた。
この発言に視聴者は、ツイッター上で「伊達さんありがとう! 最後のひと言で溜飲下がったよ!」「さりげなく坂上さんをディスってくれた伊達さん好き」「そうだよね坂上さん悪口言いすぎたね。貴乃花さんの笑顔ありがとう」などと大ウケ。
これは、サンドウィッチマンが昨年3月までレギュラー出演していた『バイキング』(フジテレビ系)で、MCを務める俳優の坂上忍が貴乃花氏を番組内で繰り返し叩いていたため。視聴者は「バイキング卒業してよかった」「いろいろ思うところあったんですね」「やっぱ違和感があったんやなぁ〜」などと、伊達への共感も示していた。
(2020年2月18日更新)