「結婚式の中止」で悩む女性に伝えたいこと (2/3ページ)
■「結婚式をやるかどうか」で悩んでいた女友達
私の周りにも3人ほど、結婚式を延期・中止にした友人がいました。
1人は親友なので、式場を予約した時から状況を知っていました。今年の9月に式を予定していたのですが、予約した1年前はコロナのコの字もありません。
今年の3月くらいに「結婚式どうするの? 大丈夫?」と連絡したところ、彼女から電話がかかってきました。
「今迷ってるよ。結婚式やるのか、延期するのか、中止するのか。悩みすぎてしんどい。
迷ってるとさ、いろんなことを考えるんだよね。そもそも結婚式ってなんでやるんだっけ、って。みんなに“結婚しました”ってお披露目するためにやるものだと思ってたけど、もう家族や親戚、エマちゃんにだって、旦那さんのことは紹介してるし。
だから、わざわざ結婚式をしてお披露目する必要も、ほぼなくなっているわけで。その他の人にお金を払ってもらってまで、旦那さんを紹介するものなのかなー、とか考える」
彼女も本当だったら難しいことを考えずに、結婚式をただ楽しみにすれば良いだけだったのに。キャンセルするのか、延期するのか、いろいろ悩んでいるうちに、そんな“そもそも論”にまで行き着いてしまったみたいです。
「ただワイワイと出席してほしいだけなのに、感染リスクを背負わせながら挙式する意味ってあるのかな……」とか、「飛沫感染防止のパーテーションを設置して、おしゃべりを極力減らして、食事もなしでやるとか、意味ある?」と悩んでいたんですよね。
ただ、彼女もやりたい気持ちが残っていたようなので、応援したい思いもあり、「結婚式やるなら行くよ!」と、そう伝えておきました。
「今の状況って自己責任だから、行きたい人は行くし、行けない人は行けないって判断できるよね。