「結婚式の中止」で悩む女性に伝えたいこと (3/3ページ)
招待状に『この状況下ですし、参加・不参加については直前でも大丈夫です』と書いておくとか、今までより断りやすい雰囲気を作っておけば良いんじゃない? 例えば医療従事者や、持病を持っている方などは、状況を考えて自分でお断りができるし」とも話しました。
彼女だけでなく、主催する側はきっといろんな方の心情を考慮して、悩んでいたと思います。
■「結婚式の延期」を決めた友達へのメッセージ
誰も悪くないこの状況。何かが犠牲になっても誰も文句言わないよ、って思います。
その犠牲って、例えば結婚式のために押さえておいたスケジュールが空白になったり、はたまた行きたかったけど行けないことになってしまったり。
なので、彼女には「私はいつでも行くよ♡」と伝えていました。
でも結局は、来年に結婚式を延期。とってもとっても悩んで迷って、決めたこと。
だから最後には「延期して正解だったと思うよ!」「来年楽しみにしているね」「本当に悩んだよね。お疲れさま」と言いました。多分、どんな決断でも「正解!」って言っていたと思います。
「お疲れさま」という言葉が効いたようで、彼女からは「本当にしんどかったよ~(泣)」とお返事が来ました。
きっと誰よりも、旦那さんや、両家のご両親と、結婚式をどうするのか話し合ったと思います。友人の私は、彼女の答えをただ肯定し、背中を押すのが役目だなと思っていました。
やると決めても喜んでいたし、やらなくても肯定する。
■悩んで決めたことなら、どんな答えでも「正解」
このコラムを読んでいる人の中には、結婚式を主催する方、参列者の立場の方、はたまたウエディング業界の方もいると思います。
早くこんな難しいこと考えなくていい世界が来てほしいよね。
とりあえず今の私として、言えることは一つ。どんな答えを選んでも「正解」だと思います。
元気を出して、この状況下だからこそできることを見つけていきたいね。
もうしばらく、頑張ろうね。
(文:エマちゃん、イラスト:itabamoe)