「ウィズ・コロナ」でも変わらない、人生でずっと使える仕事の基本とは (2/4ページ)

新刊JP

こういう状況下だからこそ、家にいながら、仕事を進める時の基本的な考え方や押さえどころをしっかり学べる本が作れたら、皆さんのお役に立てるんじゃないかと思ったんです。

今、多くの企業でリモート勤務が推奨され、新入社員は画面越しに上司や育成担当の人から指示を受けたりしていますが、やはり人間関係が構築されていない状況でコミュニケーションを取るのは難しいですよね。どうしても齟齬が起きてしまいがちです。新入社員も実際の職場を想像しながら学ぶだけなので、なかなかリアリティを感じにくいかもしれません。

そこで、仕事の進め方において「本当の押さえておくべき場所はここだ」ということをこの本で教えることができれば、新入社員の皆さんが実際に現場に行ったときも応用が効くし、社会人としてのベースをしっかりと学んだ状態で効率よく仕事に取り組めるようになるんじゃないかと考えました。

――タイトルにあるように、この本は上司と部下の「1on1」の対話形式で進んでいきます。この「1on1」という形式のモチーフについて教えてください。

潮田:最近、「1on1」を取り入れている会社さんは多いですよね。職場の人材育成はOJTがベースになりますが、「1on1」を取り入れることで、よりしっかりと振り返りができたり、仕事の基本を教えることができるようになる。OJTにとって欠かせないものなんです。

だから、今回は「1on1」という上司と部下の面談を通して、部下の実務面でのレベルアップを促すという、そういうようなシミュレーションを書いてみようと思ったんです。この本に登場するスギナミ課長という上司が、ティーチング(教える)とコーチング(引き出す)という両方のアプローチを上手に使いながら、部下のオオタさんを成長に導いていくストーリーになっています。

――「仕事の基本」というところで、このコロナ禍で仕事そのもののあり方が変わったりするのではないかと思うのですが、潮田さんはどのようにお考えですか?

潮田:これは2つ考え方があると思います。変わらないものと変わるものがあって、まずは変わらないものでいうと、「物事の本質を捉える力が必要である」ということ。

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