「ウィズ・コロナ」でも変わらない、人生でずっと使える仕事の基本とは (3/4ページ)

新刊JP

これはどんなに環境が変わっても、転職をして別の会社にいっても、同じです。必要なんです。

一方の変わるものは、リモートによるコミュニケーションの変化ですね。リモートだとやっぱり感情が伝わらなかったり、言葉の意図が見抜けにくくなったり、画面をシャットアウトして声だけで参加する人もいます。だから、今まで以上に、言うべきことをはっきり言わないといけなくなる、そして確認すべきことをしっかり確認しなければならなくなるんじゃないかなと思うんですね。

また、本書にも書いていますが、ビジネスチャットツールで情報共有するということもよく聞くようになりましたが、手軽であるがゆえにコミュニケーションの行き違いが起こってしまいがちです。自分の書いた意図ではない意味を解釈されたりすることも出てきますから、その点は注意すべきでしょうね。

――リモートでのコミュニケーションの取り方に対しては私も戸惑いがあります。チャットでも呼びかけをするときに、ちゃんと「お疲れ様です」と書いてしまって。

潮田:私は、それは大切なことだと思いますよ。

――ただ、要件だけを書いてほしいという方もいます。それは人それぞれなのかなと。

潮田:この本で、人間は「自分の当たり前で話をしてしまう」と書いていますが、それが行き過ぎると、他人の当たり前を受け入れられなくなってしまうんです。挨拶というクッションがあったほうがいいという人、単刀直入の方がいいという人、それぞれですが、押し付けすぎないことが大事ですね。

そして、「変わらないもの」と「変わるもの」はおそらく新人や若手だけでなく、上司や先輩にあたる人たちにとっても重要なものだと思います。特に上司や先輩はリモートによって今まで通りのコミュニケーションができなくなっている中で、それでも部下や若手を育成しないといけない。そこに対応しなくてはいけないんです。

たとえば、上司の立場の人に話を聞いてみると「リモート中の面談で沈黙が怖くて、自分から話してしまう」という声もありました。でも、相手は考えているから沈黙をする。つまり沈黙は必要な時間なんです。

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