「ウィズ・コロナ」でも変わらない、人生でずっと使える仕事の基本とは (4/4ページ)
だから、上司や先輩は「聞く力」を鍛えないといけないと思うんですね。
――なるほど。
潮田:それと、このような環境の激変は、捉え方次第ではチャンスにつなげることもできるはずです。だから、ものごとや体験に対して良い面や価値を見出していくことが大切です。新しくてもっと良いやり方を見つけるチャンスかもしれない。そんな風に上司自身が捉える。そういうことが問われているのではないのかなと思います。
――おっしゃる通りです。「聞く力」については、例えば「1on1」なら、上司は部下の話を聞くことが一つの大きな目的ですし、それができないと「1on1」の意味がないですよね。
潮田:そうなんですよね。だから、ミーティングの初めとかに、「沈黙はOKです」ということをはっきり言ってしまうことが重要だと思います。そうすれば、本人はちゃんと自分と向き合って考えて発言することができるし、上司も沈黙をしっかり許すことができるはずです。そして、本でもふれていますが、出た意見を否定しないこと。もしかしたら、自分が持っていない新しい発想や視点かもしれないのに、否定してしまうと部下は二度と本音で意見を言ってくれなくなります。
(後編に続く)