知る人ぞ知る江戸の都市伝説!下町に伝承する不思議な奇談・本所七不思議を巡る 【前編】 (4/4ページ)
【3】燈なし蕎麦(消えずの行灯)
夜になると、二八蕎麦屋の屋台が並ぶ本所南割下水付近。その中の1軒だけ、いつも店の主人がいない。屋台の行灯の火も消えている。
もし、その行灯に火を点けると不幸に見舞われる。逆に、店主がおらず、油を注いでいないのに一晩中消えない行灯を掲げている蕎麦屋があり、その店に寄ると不幸になるという話もある。
「燈なし蕎麦」があったとされる場所錦糸町駅そばを走る「北斎通り」。この下には江戸時代に作られた「割下水(わりげすい)」という堀状の水路があります。
燈なし蕎麦や消えずの行灯の話はこの南割下水界隈で起こったそうです。北斎通りに面した「緑町公園」には「南割下水碑」が立っています。
【4】巨大な足が天井を突き破る「足洗邸」本所のある旗本の上屋敷。夜になると、「足を洗え」という不気味な声と共に、天井をバリバリとつきやぶり、すね毛に覆われた巨大な「足」が降りてくる。
家の人間が足を洗うとまた天井裏に戻っていく。洗わないでいると、家中の天井を踏み抜いて暴れるので、その旗本は同僚と邸を交換したところ二度と現れないようになった。
「足洗邸」があったとされる場所墨田区亀沢4丁目12付近、三つ目通りと北斎通りの北東。
そして、話は【その2】に続く。
いつまでも追いつけない「送り提灯」とは……
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