過信は禁物!福島県に伝わる世にも恐ろしい昔話「三本枝のかみそり狐」【上】 (3/3ページ)

Japaaan

「俺の目はごまかせねぇぞ!」女を狐だと決めつける彦兵衛。

「いいや、俺は確かに着物の裾から尻尾がのぞいたのをこの目で見たんじゃ……婆さん、あんたが今抱いておるのは、きっと赤カブか何かに違いねぇ!」

そう言って老婆から赤子を引ったくり、両手に高々と掲げました。

「ああっ、何を!」

うろたえる二人を前に、ニヤリと笑った彦兵衛は次の瞬間。

「見ておれ、化けの皮を剥がしてやる!」

何と、赤子を火のついている囲炉裏(いろり)の中へ叩き込んだのでした。次の瞬間、阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられるのですが、いったいどうなってしまうのでしょうか。

【続く】

※参考文献:
川内彩友美 編『日本昔ばなし 里の語りべ聞き書き 第5集』三丘社、1989年3月

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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