「SUITS2」に光が見えた!視聴率V字回復のヒントは「半沢直樹」

アサジョ

「SUITS2」に光が見えた!視聴率V字回復のヒントは「半沢直樹」

  織田裕二主演の月9ドラマ「SUITS/スーツ2」(フジテレビ系)の第6話が8月17日に放送され、世帯平均視聴率8.5%だった。初回11.1%以降、第2話からはすべて8%台と低迷を続けている。

「2018年に放送されたseason1では織田と鈴木保奈美の27年ぶりの共演も話題となり、全話平均視聴率10.8%と2ケタ視聴率を確保しました。ところがアメリカ版では盛り上がっていたseason2が、蓋を開けてみると低迷を続けています。堺雅人主演の『半沢直樹』(TBS系)を筆頭に木村拓哉主演の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)、篠原涼子主演の『ハケンの品格』(日本テレビ系)と、話題作の続編がいずれも高視聴率だっただけに、余計に低迷ぶりが目立っています。シリーズ物として続けていくのなら、何としても盛り返したいところ」(制作会社関係者)

 新章と銘打った第6話では、巻き返しを狙う意味もあってか、クライアントである碓氷ジュエリー社長(博多華丸)に会うためにバディを組む天才ニセ弁護士・鈴木大輔(中島裕翔)を連れて、マカオのカジノを訪れるという派手な展開。「復讐編」らしい見事な逆転劇も見られた。

「ツキに見放され、追い詰められた織田演じる甲斐弁護士が、最後の賭けにポーカー勝負に出るシーンや、蟹江弁護士(小手伸也)や幸村弁護士(鈴木保奈美)の胸のすく逆転劇は、まるで『半沢直樹』の『倍返し』を見るような爽快感がありました。視聴者を呼び戻す鉱脈を見た気がします。ここは『半沢直樹』を見習って『10倍返し』『100倍返し』で、視聴率のV字回復を狙ってほしいですね」(芸能ライター)

 コロナ禍と熱中症に悩まされる今夏のドラマには、胸のすくような展開が特効薬なのかもしれない。

(窪田史朗)

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