ビジネスシーンで「忘れてください」と伝える表現は? (2/4ページ)
◇(2)多忙な相手に面会の申し出をする時
☆例文
・今回は急な日程であることは重々承知しておりますので、ご多忙であればどうぞご放念くださいませ。
◇(3)間違って送ってしまったメールなどを忘れてほしい時
☆例文
・たった今、添付書類を間違えてお送りしてしまいました。お手数ではございますが、ご処分くださいませ。非礼をお詫び申し上げますとともに、何卒ご放念くださいますようお願いいたします。
◇(4)謝罪している相手に「もう気にしないで」と伝えたい時
☆例文
・私もしょっちゅう間違えます。先日のことは、すっかり忘れました。どうぞ、くれぐれもご放念くださいね。
◇(5)年賀状や贈答の気遣いを丁寧に断りたい時
☆例文
・紙の年賀状は本年をもちまして終了いたします。来年より、ウェブ年賀状に切り替える予定です。どうぞ、私宛の年賀状もご放念くださいますようお願い申し上げます。
◇(6)ささいなことだから「あまり気に留めないで」と伝えたい時
☆例文
・こちらにつきましては取るに足らないことなので、どうぞご放念ください。
■使用上の注意点
「放念」を使用する上での注意点も理解しておきましょう。
◇謝罪の場面での使用は避ける
自分が失敗をして迷惑を掛けた相手に早く忘れてほしいからといって、「ご放念いただければ幸いです」というふうに使うのは避けましょう。
確かに「気にしないで、忘れてください」という意味にはなるでしょうが、謝罪のような相手の感情にも関わる難しい場面で使うことは、あまり適切とはいえないからです。
そんな時は「ご寛恕(かんじょ)くださいませ」「お許しくださいませ」など、丁寧な言葉を選ぶようにしましょう。