ビジネスシーンで「忘れてください」と伝える表現は? (1/4ページ)
「ご放念ください」は、日常でもビジネスでも手紙やメールのやり取りでよく使われる気遣いの表現です。
この記事では、「放念」の意味や使い方、「ご放念ください」という言葉への対応の仕方についても解説します。
■「放念」とは「心にかけないこと」
ここでは「放念」の意味と、「ご放念ください」という表現について解説していきます。
◇「放念」の意味
「放念」には、以下の意味があります。
ほうねん【放念】 心にかけないこと。心配しないこと。放神。 (『広辞苑 第七版』岩波書店)
◇「ご放念ください」は相手への配慮を示す表現
「放念」は、基本的には相手の行為について使う言葉です。そのため、自分が気にしない、忘れていたという場合に「放念する」「放念した」と表現するのは、避けた方が良いでしょう。
「ご放念ください」という表現を分解すると、以下のようになります。
ご(尊敬を示す接頭語)+放念+ください=ご放念ください
「ご放念ください」は、相手に対して「気にしないでください」「お忘れください」という意味で使う、尊敬の表現です。
相手を煩わせたくないために、
・心配しないでほしい ・気遣いしないでほしい ・心に病まないでほしい ・気に留めないでほしい ・心を休めてほしい
といった配慮から使う表現です。
「ご放念ください」は、どんな時使えるのか?(例文付き)
「ご放念ください」は、仕事でもプライベートでも使うことができます。主に、手紙やメール、メッセージなど、相手に負担を掛けたくないような場面で使うといいでしょう。
では具体的にどんな時に使えるのか、シーン別に例文付きで紹介していきます。
◇(1)自分の都合で何らかの申し出をする時
☆例文
・ぜひともご相談にあがりたいところですが、もしもご無理であれば、ご放念ください。