照英「旅番組で“金魚畑”に出会って」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔前編〕

日刊大衆

照英
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 さて、今回の“あなたに会いたい”は、タレントの照英さんです。学生時代は“やり投げ”の選手で、1996年の「全日本学生選手権」と「ひろしま国体」のやり投げで準優勝されている元アスリート。筋肉ムキムキのイメージも強いですよね。そんな男らしさ全開の照英さんですが、実は“意外な趣味”をお持ちなんです。

ゆま「うわ、すごい! これは全部、金魚の餌なんですか?」

照英「はい。最近というか、かなり前からなんですが、金魚の飼育が趣味になったんですよ。金魚の餌は基本的に“浮上性”と“沈下性”の2種類あるんです。水に浮く餌と、逆に沈んでいく餌ですね」

ゆま「へえー。どうして分けるんですか?」

照英「金魚の中でも尾ひれがついているタイプは泳ぎが上手で、水に浮いている餌も食べられるんです。でも、尾ひれのない金魚は泳ぎが下手。沈んだ餌のほうが食べやすいんですよ」

ゆま「泳ぎが下手な金魚なんて、いるんですね」

照英「そう。下手すぎて、水槽の中をグルグル回っている金魚もいます(笑)」

ゆま「アハハ、かわいい。“低水温用”の餌もあるんですね」

照英「水温が10度ぐらいの冷たい水槽で飼っている金魚はフンが出にくいので、それを解消するために“高たんぱく”配合のエサなんです。あとは体を大きくするための増体用や、美しい色合いにするための色揚用、さらにベジタブルフードとか、稚魚用とか……」

ゆま「なんて贅沢な! ちょっと、匂いを嗅いでみていいですか?」

照英「麻美さんは匂いフェチですね(笑)」

ゆま「くぅ~。金魚の餌って懐かしい匂いがします。それにしてもスゴイですね。金魚の餌が、こんなにあるなんて知らなかったし、そもそも照英さんが、こんなに熱く語るほどの金魚好きだったなんて。キッカケは何だったんですか?」

照英「もともとは9年ほど前、旅番組の収録で愛知県の弥富市という街に出かけたんです。すると、田植えの時期でもないのに水田みたいなものが広がっていたんです。あれは何ですか?と聞いたら、“金魚畑”だと教えてもらったんです」

ゆま「え? 金魚って、畑みたいなところで養殖されているんですか?」

照英「はい。僕も最初は驚きました。聞くと、弥富市は金魚の三大産地の一つで、ランチュウと呼ばれる高級金魚も“金魚畑”でウヨウヨ泳いでたんです。ランチュウというのがコレです(画像を見せる照英さん)」

ゆま「うわ……正直、ちょっと気持ち悪い形ですね」

照英「でしょ。僕も最初、ランチュウを抱っこさせてもらった際、“ぷにょぷにょしていて気持ち悪いなぁ”と思いました(笑)。だけど、しばらく撫でていると、かわいく思えてきたんです」

ゆま「金魚を抱っこ?」

照英「ええ。手のひらに乗せることです」

ゆま「アハハ。抱っこと表現するところに、照英さんの“金魚愛”が感じられます。そこから金魚の育成にハマられたんですね」

照英「はい。ロケから数日後、ロケのときにお世話になった深見養魚場の深見さんに電話をして、“僕も金魚を飼ってみたいです”と言ったんです。そしたら、深見さんがランチュウの稚魚を2~3匹送ってくれて。超高級金魚です。それなのに、僕はすぐに死なせてしまったんです」

ゆま「ええ!? でも、確かに金魚って、すぐに死んじゃうイメージがあります。夏祭りの金魚すくいで取った金魚なんかも、すぐに死んじゃうし……」

照英「そうなんです。金魚は本当に死にやすいです。だから、どうすれば死なせずに、繁殖させられるか。調べれば調べるほど、金魚の育成は奥が深いことが分かってきたんです。餌や水質も大事ですし、日本のように四季がある国は、季節ごとに飼い方も考えなければいけない。そういうことを知っていくと、金魚にのめり込んでしまって(笑)」

■オススメの金魚にゆまちん絶叫

ゆま「照英さんのブログを拝見させてもらったら、家中が水槽だらけでしたね」

照英「今は60センチ水槽が4個あって、外には180センチの池が2つ、60センチの池が1つあります」

ゆま「すご(笑)。金魚は何匹ぐらいいるんですか?」

照英「今はだいぶ減らしたんですが、2018年頃は2000匹ほどいました」

ゆま「あのぉ。ちょっと気になったんですが、奥さんやお子さんたちは、照英さんの金魚好きを、どう思われているんですか?」

照英「子どもたちは協力してくれています。僕が仕事で戻れないときは餌をやってくれています。女房は何も言わないけど、何もしてくれません(笑)」

ゆま「アハハ。私もまだ金魚に関して、気持ち悪さがあるんですけど……」

照英「そんな麻美さんにオススメの金魚があります。“頂天眼”といって……見てください、この写真。出目金のように飛び出した目の黒目が、上を向いているんですよ」

ゆま「うぎゃ! これはもはや金魚というか、未確認生物に近いですね。でも、なんかよく見ると、かわいいかも。こういう癖のある顔って、だんだん好きになっちゃいますよ」

照英「いいですねー。麻美さんは匂いフェチであり、気持ち悪いフェチでもあるんですね」

ゆま「私が変態女性みたいじゃないですか! 照英さんは、こういう個性的な金魚を育てないんですか」

照英「ナイスパスです。実は、変わった金魚を交配させてみたら、新種っぽいのが産まれたんですよ!」(次号につづく)

しょうえい 1974年4月4日生まれ、埼玉県鴻巣市出身。1996年の「全日本学生選手権」と「ひろしま国体」のやり投げで準優勝の経歴を持つ。大学卒業後、モデルや俳優として活動を始める。最近では趣味の金魚の飼育について、その深い金魚愛で多くのメディアに出演している。

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