「登板ゼロ」佐々木朗希に“影のコーチ”が浮上「井口監督も口出しできない」 (2/3ページ)
まるでベールに包まれたままだよ」
そんなこんなで、試合はおろかブルペンにすら立たない異例の「VIP待遇」が続いているのだ。
「佐々木は契約金1億円と年俸1600万円+出来高5000万円という満額、即戦力待遇で入団しています。それなのに練習以外の佐々木の仕事といえば、ブルペンにロジンバッグやドリンクキーパーを運ぶ荷物持ちぐらい。あとは、ロッカーや室内練習場で試合を見る程度です。現在のロッテはFAで入団した外様には手厚く、生え抜きにはかなり渋チンです。かたくなな1軍帯同に『登録されてないのに1軍最低保証年俸が来年も払われるのか』などと、やっかみの声まで上がっているほど」(球界関係者)
故障の状況すらわからない中、トレーニングと下働きを繰り返す日々……。吉井コーチの指示だけに従っている様子なのだが、実は彼も伝達役にすぎないというのだ。その背景として、佐々木の育成に絶対的な権限を持つ「影のコーチ」の存在が浮上している。
「筑波大学野球部の監督で、野球の動作解析を研究している、川村卓准教授(50)のゴーサインが出ないとマウンドに立てないようです。実は吉井コーチは14年より同大大学院に在籍し、川村准教授に師事していました。大船渡高校の國保洋平監督(33)も同大OBで、川村准教授を師とし、高校時代から成長過程にある佐々木の体をチェックしてもらっていた。現在、キャッチボールをするにしても、体のデータを報告しながらOKが出た時だけ行っているようです」(パ・リーグ関係者)
にわかには信じられない話だが、佐々木の育成に関して権限があるのはアマチュアサイドであり、井口資仁監督(45)や鳥越裕介ヘッドコーチ(49)はもとより、契約をして年俸を支払っているロッテ球団は口出しができないありさまだというのだ。その経緯は昨年のドラフト会議にまで遡る。
「佐々木サイドにとってロッテは意中の球団ではありませんでした。ロッテが交渉権を得ると、佐々木サイドは初交渉までに時間をかけてアメリカ行きも視野に入れていたといいます。