安藤サクラ“完脱ぎ”映画『白河夜船』~これぞ国民的女優!のアッパレ全裸 (2/2ページ)

まいじつ

不倫相手のいない時間は、ベッドの上でバスト丸出しの安藤がモソモソと寝っ転がったり、ベッドの端から頭を逆さにし、おっぱいものけぞるシーンなど、もはや脱いでいることが当たり前なほどだ。

ベッドシーンでは、安藤、井浦が全裸で抱き合い、正常位で合体する。事後、ベッドから起き上がる安藤はわざとらしくシーツで胸を隠すなんて野暮で不自然なことはしない。濡れ場だけでなく、事前事後の2人が交わす寝物語とか、死んだ女友だちと添い寝する幻想的なシーンとか、全編のほとんどがベッドの上という異色設定のドラマでもある。

〝寝る〟という行為の中で戸惑い、現実と幻想を行きつ戻りつする彼女がエロい。何とも、文学的ワイセツさを感じる。安藤サクラのイメージを心地よく裏切ってくれる佳作でもある。

(映画評論家・秋本鉄次)

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