つらい「働きすぎ」から解放される方法 (1/4ページ)
「最近働きすぎじゃない?」
家族や友人から言われて、気になったことありませんか? 同僚たちと比べていると「働きすぎ」だとは感じていなくとも、もしかすると世間的に見ると頑張りすぎているのかもしれません。
本当に働きすぎなのかしっかりとチェックし、ライフワークバランスを大切にした働き方を見つける方法を一緒に探しましょう。
■そもそも「働きすぎ」ってどのくらい?
◇日本人の平均残業時間は?
日本人の平均残業時間は、令和2年6月時点で11.4時間となっています(参照:厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和2年6月分」)。一方で、コロナ前の令和元年10月の平均を見ると、14.8時間が平均となっていますから、残業時間は社会情勢に大きく影響しているといえるでしょう(参照:厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和元年10月分」)。
しかし、これはあくまで業種で見た平均値。毎月30〜40時間残業している人もいれば、全く残業が無い人もいるでしょう。もしあなたが80時間以上残業をしていたとしても、所定時間内で収まっている人が業界内に多ければ多いほど、平均残業時間はデータ上減っていきます。
残業は、数字の平均を見るのではなく、実際に職場で行われている残業時間を把握し、自分にとってどの程度負荷があるのか考えることが大切です。体を壊してから悔やむのでは、元も子もありません。
■働きすぎかどうかチェックする方法
働きすぎかどうかの判断には個人差があると考えます。そこで、自分が働きすぎているのか、残業時間以外から判断する方法をいくつか紹介します。
◇(1)休日でも仕事のことが頭から離れない
休日に、ふと仕事のことが思い浮かぶことがある人は要注意。思い浮かぶだけに留めておけばいいのですが、少しだけでも手を付けておこうと考えてしまうと「働きすぎ」に近づきます。
◇(2)深夜にPCを開いてしまうことがある
マネジメント職やフリーランス、時短勤務をしている人にありがちです。