『逃走中』“ルール無視”のハンターに視聴者激怒「理不尽過ぎる」
8月30日放送の『逃走中』(フジテレビ系)が、前回も不評だった「キッズハンター」を巡り、またも批判を浴びてしまった。
「単純な鬼ごっこに思われがちな同番組ですが、〝追跡ロボット〟という設定のハンターには『頼っていいのは視覚情報のみ』『逃走者を目視しないと追い掛けてはいけない』『追い掛けられるのは逃走者の背後のみ』『視界から消えたら追跡をやめる』といったルールがあります。人間なので物音や周囲のスタッフである程度分かってしまいますが、あくまで逃走者本人が目に入るまで追ってはいけません。よく『こんなの回りのカメラマンで分かる』という視聴者がいますが、裏では番組を面白くするための決まりが敷かれているのです」(テレビ誌記者)
今年1月の放送からは、背が低く逃走者が気付きにくい「キッズハンター」も導入され、ゲームはさらに深みを増すことに。しかし、キッズハンターは子どもゆえにこれらのルールを厳守できず、足音を頼りにした先回りや、逃げた方角での待ち伏せなどをして視聴者から批判を浴びていた。
そして今回の放送でも、キッズハンターはこれらの行為を見せてしまう。
シラけるほどルール無視の振る舞い店内の陳列棚で視界が遮られている中、足音の方向へダッシュして逃走者を猛追。『ティモンディ』高岸宏行の挑戦時には、背後からの追跡しかできないにもかかわらず、逃げた方向へ先回りして確保する。
いくら子どもとはいえ、ゲームの根幹を覆してしまうキッズハンターの奔放ぶりに視聴者は興ざめした様子。ネット上には、
《キッズハンターがとってもかわいいんだけど、さすがにルール違反がヒド過ぎる》
《視界に入っていないのに音だけ聞いて追い掛けたり先回りしたり》
《明らかに足音に反応して動いてるじゃん 姿を見たら動くがルールじゃないのん?》
《足音に気付いて追い掛けてくるのは理不尽過ぎないか?》
《キッズハンターまじでしょうもないと思う。視認できてないはずのやつまで追い掛けてんじゃん。揚げ句の果てに先読みして回り込んで追い掛けてるし》
《キッズハンターてロボット設定守らないから嫌い》
などといった声が上がった。
子どもゆえ、いくらルールを説明しても実戦に入るとつい熱くなり、思いのままに動いてしまうのかもしれない。いずれにしても、改良の余地があると言わざるを得ないだろう。
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