コロナ禍「芸能事件簿」セレクション(1)米倉涼子の計画がコロナで崩壊 (1/2ページ)

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コロナ禍「芸能事件簿」セレクション(1)米倉涼子の計画がコロナで崩壊

 ワイドショーで新型コロナと酷暑の話題が「主役」になる中、芸能ニュースは埋もれることもしばしば。が、水面下では大きな動きが! 人気タレントへの選挙打診、視聴率女王の渡米断念、老舗事務所の次なる退所候補‥‥。コロナ禍でひそかに流れる「スクープ」詰め合わせの舞台裏を以下に──。

 今年3月に大手芸能事務所「オスカープロモーション」を電撃退社した米倉涼子(45)。それ以降、もっぱら米国での本格的な武者修行を控えて、ドラマ出演はなく沈黙を続けたままだった。が、そんなやさき、8月中旬にドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」のスピンオフで、勝村政信が主演を務める「ドクターY~外科医・加地秀樹~」(いずれもテレビ朝日系)への出演が発表されたのだ。

「ドラマには岸部一徳や内田有紀も出演し、おなじみのメンバーが集結しました。久々の撮影に米倉のテンションが上がったのか、『ドクターXもやりたいね~』と復帰宣言が飛び出るほど上機嫌でした」(芸能記者)

 撮影現場ではノリノリの米倉だったが、その裏では、新型コロナが海外での芸能活動に深刻な影響を及ぼしていた。

「本来は独立前から決まっていた秋ドラマで『ドクターX』を放送し、そのあとはブロードウェイなど舞台で勝負するため、米国を拠点に活動する予定でした。それがコロナで病院の撮影が難しくなって『ドクターX』の延期が決まるばかりか、渡米もコロナでタイミングが不透明となり、断念せざるをえなくなったのです。どうせ日本にいるのなら、せめて『ドクターX』だけでもという心境なのでしょう」(芸能プロ関係者)

 今後はコロナの状況しだいだが、しばらくは日本に軸足を置くことに。そうなればドラマオファーも殺到しそうだが、悩ましい問題もあった。

「視聴率女王の米倉が出演すれば話題になるし、数字も約束されたようなもの。ただし、主演となればギャラは1本700万円前後が相場とみられ、コロナ禍で制作費を削っている最中に支払える局はなかなか出てこない」(芸能記者)

 このままでは「失敗しない」とわかっていても、民放ドラマの主演で活躍する姿は見られなくなってしまうのか‥‥。

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