ヒロシ流「気分次第でやりたいことを」“初めてのソロキャンプ”入門編 (3/3ページ)
そうしたこだわりを持つのもカッコいいですね」(同)
ただし、それもヒロシ氏が好きだから、やっているだけ。ここにも“こうしなきゃいけない”はない。
■焚き火を見つめながら食べるメシは格別だし、酒もうまい
ソロキャンプで、食事は欠かせない一大イベントであり、大きな楽しみになる。「一人ですから、好きなときに好きなものを食べればいいんです」(ヒロシ氏)
そこにも決まりは、ほとんどない。キャンプ初心者なら、欲張りすぎないのが得策だが、どうしてもやりたければ、凝ったメニューに挑んでもいい。また、翌日に差し支えない程度に、好みの酒をしみじみ嗜むのもいいだろう。
キャンプ場での調理とセットになるのが焚き火だ。「何もしなくても、焚き火があればいい」(前同)
調理だけなら、バーナーやカセットコンロでもなんとかなるが、焚き火は暖房や癒やしを兼ねたもので、他には代えがたいのだ。
なお、焚き火の際は、火打ち石を使用して着火するソロキャンパーも多い。原始的なやり方で起こした火には、ロマンがあるのだ。「ただ、火打ち石で火を起こしたり、焚き火を安定させるのは初心者には難しい。念のため、ライターや着火剤は持っていったほうがいいと思います」(杉村氏)
■安全面の注意事項
最後に、安全面の注意事項を確認しよう。「管理されているキャンプ場なら、それほど危険はないですが、注意すべきなのは、熱中症と虫刺されですね。付け加えるなら、初心者が真冬に行くのはキツいので、まずは春から秋にかけて行くのがいいと思います」(ヒロシ氏)
また、杉村氏は経験上、風にも注意したいという。「風が強いと焚き火の火が燃え広がったり、寝るときに音が気になって眠れなくなることがある。初心者は予報を調べて、風が強い日を避けたほうがいいかもしれません」(杉村氏)
最低限の注意事項と常識的なマナーを守れば、あとは、すべて自由。心の開放を求めて、ソロキャンプに出かけようではないか!
ヒロシ 1972年1月23日、熊本県生まれ。自虐ネタ芸人として2004年頃にブレイク。近年はソロキャンプ活動が注目を集め、自らが撮影・編集を行う、ユーチューブの『ヒロシちゃんねる』は登録者数が85万人に迫る勢い。現在、BS朝日『迷宮グルメ異郷の駅前食堂』にレギュラー出演中。新刊『ヒロシのソロキャンプ』(学研プラス)。