1000万個の星を調査した研究者、知的生命体の文明の痕跡は発見されずと報告(オーストラリア) (2/3ページ)
電波天文学研究国際センターのシェノア・トランブレー氏は、「ライトを付けっぱなしで車から降りるとピーッピーッとアラームがなるでしょう」と解説する。
彼女らの研究では、宇宙から届く電波シグナルにそのような音が含まれていないか探したのだという。そうしたノイズは「意図的に作られたシグナル」かもしれないからだ。これを「テクノシグネチャー」といい、そこから高度な文明の存在をうかがい知ることができる。
しかし残念なことに、ほ座から聞こえてくる音に17時間聞き耳を立ててみたが、そのような人工的なシグナルは聞こえてこなかったとのこと。調査されたのは1030万個もの恒星で、そこには既知の地球外惑星も存在している。

南天の星座「ほ座」image by:AlltheSky.com / WIKI commons
・宇宙はまだまだ広い、1000万個では全然調べ足りない
だが、それも無理からぬことなのかもしれない。
1000万個を超える星々というとすごい数が調べられたように思えるが、研究グループによれば、それは海の中にあるものを探しているのに、実際にはプール程度の水を調べたようなものなのだそうだ。
さらに別の要因もあるかもしれない。それはこの調査では、あくまで文明の痕跡は地球のそれに似ていると仮定したうえで行われたということだ。