未来の健康管理はロボットにお任せ? 人間の体内をパトロールするマイクロロボット軍団(米研究) (3/4ページ)
「リソグラフィ」という既存のマイクロチップ生産技術を応用して、ボディと脚を同時に大量に製造することができるのだ。
10センチのウェハーの上に、一度に作られるマイクロロボットは100万個。おびただしい数のロボットが一気に作られるだけあって、1個あたりの製造コストはわずか0.01円だ。
・人間や作物の健康を守るロボット軍団
完成したマイクロロボットは、幅40マイクロメートル、長さ70マイクロメートル――ゾウリムシよりも、人間の髪の毛よりも、塩の粒よりも小さい。注射器で人体に注入できるほどだ。
それでいて丈夫だ。38度近い温度の変化に耐えられ、酸にも強い。
現時点では、10ナノワットのパワーしか発揮できず、大したことはできないという。また、内蔵のバッテリーがないために、外部からレーザーを照射し続けなければならない。
それでも、自動で稼働する極小ロボット開発へ向けた大きな一歩であることは間違いない。
マイクロチップと組み合わせることで、将来的には人体内でがんと戦ったり、作物の病原菌を駆除したりするなど、さまざまな複雑な任務を担えるようになると期待できるそうだ。
胃カメラもこのレベルまで小さくなると検査もしやすくなるだろうな。