新橋~横浜間を50分で走破!明治維新後に誕生した日本最初の鉄道。その名も「陸蒸気」【その2】 (2/7ページ)

Japaaan

上等・中等・下等の3ランクに分かれていた客席

黎明期の客車(撮影:TERUAKI.T)

当時、客車のランクは3つに分かれていました。上から上等、中等、下等の順で、それぞれの運賃は、1円12銭5厘、75銭、37銭5厘となっていました。

同じ交通機関の人力車が30銭、蒸気船が31銭ほどでしたので、陸蒸気のほうが贅沢な乗り物といってもいいかもしれません。

ちなみに、上等の1円12銭5厘は、現在の金額ではおおよそ1万5000円とされます。今なら1万5000円あれば、新幹線で東京から新大阪に行けます。

やはり、最新の乗り物だけあり、陸蒸気は高かったのですね。

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