もし事故ったら「病院搬送まで2時間」 絶対に安全運転したくなる看板が北海道にあった (1/2ページ)
車やバイクで道路を走っていると、よく目に飛び込んでくるのがドライバーへの注意喚起の看板。表現は様々だが、たいていは「この先注意」「事故多発」といったストレートな文言になっている。
だが、北海道の霧立峠(苫前町~幌加内町)に立てられた看板は一味違う。それがこちらだ。
リアル...(画像は神威バズ@red_bazさん提供)
「病院搬送まで 2時間」
...遠回しな表現だが、言いたいことはわかる。「ここで事故に遭ってもすぐに病院には行けない。だから気をつけろ」と注意喚起しているのだ。看板上部にある心電図らしきイラストも、妙に緊張感を漂わせる。
この看板は2020年9月17日、ツイッターユーザーの神威バズ(@red_baz)さんが、
「交通標語より説得力ある。安全運転しなきゃって思った。幌加内にて。 #北海道ツーリング」
とコメントを付けて投稿。18日夜時点2万件以上リツイートされるほど、話題になっている。
投稿に対し、他のユーザーからは、
「何だこの絶望感...」
「コレは効きますね」
「ここで事故ったら命の保証はないぞ!って感じがありありと感じられる看板。気が引き締まりますねぇ...」
といった声が寄せられている。事故ったらどうなるか...看板のおかげで容易に想像できるため、より安全運転を心がけるきっかけになるのかもしれない。
交通事故の多発をきっかけに...Jタウンネットが投稿者の神威バズ(@red_baz)さんに話を聞いたところ、看板は20年9月3日、幌加内町の国道239号線上で発見。バイクツーリング中に見かけたといい、
「携帯の電波が圏外の所もあるようなルートなので、リアルに感じて安全運転をしなければと思いました」
と当時を振り返った。
交通標語より説得力ある。安全運転しなきゃって思った。幌加内にて。