明智光秀が愛した「汁講」とは? 戦国“酒豪列伝”「接待の作法」を徹底解説 (3/3ページ)

Asagei Biz

ジビエの猪は体温が高いので、仕留めてからすぐに血抜きをして肉を冷やさないと臭みが出てしまうけど、丹波の山の猪でしょうから新鮮だったでしょうね」

 コロナで放送延期となっていた大河ドラマ「麒麟がくる」が再開となっているが、この「汁講」の場面が登場するのかどうか楽しみだ。

 戦国武将たちは、猪など肉食も平気で、動物性たんぱく質をとっていたからか、信長で170センチ、長宗我部元親や前田利家、藤堂高虎などは180センチを超えた偉丈夫だった。彼らに学んで、現下のコロナ禍に負けない体づくりに励みたいものである。

河合敦(かわい・あつし)1965年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。多摩大学客員教授。早稲田大学非常勤講師。歴史作家・歴史研究家として数多くの著作を刊行。テレビ出演も多数。主な著書:『早わかり日本史』(日本実業出版社)、『大久保利通』(小社)、『繰り返す日本史 二千年を貫く五つの法則』(青春新書)など。

桐畑トール(きりはた・とーる)1972年、滋賀県生まれ。滋賀県立伊香高校卒業後、上京しお笑い芸人に。2005年、オフィス北野に移籍し、相方の無法松とお笑いコンビ「ほたるゲンジ」を結成。戦国マニアの芸人による戦国ライブなどを行う。「伊集院光とらじおと」(TBSラジオ)のリポーターとしてレギュラー出演中。現在、TAP(元オフィス北野)を退社しフリー。

「明智光秀が愛した「汁講」とは? 戦国“酒豪列伝”「接待の作法」を徹底解説」のページです。デイリーニュースオンラインは、母里太兵衛福島正則北条氏康日本号明智光秀社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る