日本ハム投手が“冤罪”で危険球退場に! 本人は認めず猛バッシング、今も語り継がれる“世紀の大誤審” (1/2ページ)

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栗山英樹監督
栗山英樹監督

 9日に横浜スタジアムで行われたDeNA対阪神の一戦。試合は「6-1」でDeNAが勝利したが、同戦で球審を務めた柳田昌夫審判の判定が物議を醸す場面があった。

 問題となったのは、「2-1」とDeNA1点リードで迎えた5回裏無死二塁での判定。この場面でDeNAは神里和毅がバントヒットを決め無死一、三塁とチャンスを広げたが、阪神・矢野燿大監督は神里の左足がバッターボックスから完全に出ていたのではないかと抗議。ルールでは足が完全に出ていた場合反則打球で打者はアウトとなるが、柳田審判は出ていないと判定し矢野監督の抗議を退けた。

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 神里の左足がホームベース後方まで出ていたため、ファンの間でも「完全に出てるだろこれ」、「白線にぎりぎりかかとが乗ってたんじゃないの?」と議論を呼んだ柳田審判の判定。一部では「柳田って昔日シリでも誤審してたよな」、「日シリでの誤審があるからどうも信用ならん」といったコメントも見られた。

 元々ヤクルト(1985-1993)、近鉄(1994-1996)でプレーしたプロ野球選手で、引退翌年の1997年から審判に転身している柳田審判。今年6月25日のヤクルト対阪神戦で審判として通算2000試合出場を達成したベテランの審判だが、過去に疑惑の判定で球界に波紋を広げたことがある。

 2012年11月1日、札幌ドームで行われた日本シリーズ第5戦・巨人対日本ハム戦。前月27日に開幕したシリーズは、第4戦までを終え巨人、日本ハム共に2勝。同戦は勝った方が日本一に王手をかけるという重要な一戦だった。

 問題の判定が生まれたのは、「5-2」と巨人3点リードで迎えた4回表無死一塁の場面。送りバントの構えをとる巨人・加藤健に対し、日本ハム2番手・多田野数人が投じた初球は顔面付近に。加藤は体をのけぞらせて回避したように見えたが、頭部を押さえその場にうずくまった。

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