謝罪の場面で「遅ればせながら」を使ってはいけない理由 (1/3ページ)

マイナビウーマン

謝罪の場面で「遅ればせながら」を使ってはいけない理由
謝罪の場面で「遅ればせながら」を使ってはいけない理由

社会人になると経験が増えていくお祝いやお悔やみのシーン。一刻も早く伝えるのがマナーということは分かっていても、状況によって遅れてしまうことも。

この遅れに対する謝罪の表現は、慎重に使わないと関係悪化の原因になります。上手に気持ちを伝えるヒントになるのが「遅ればせながら」という表現です。

ここでは、その意味や使い方を説明します。

■「遅ればせながら」の意味とは?

まずは「遅ればせながら」の意味を紹介します。

◇「遅ればせながら」の意味は「遅れましたが」「今更ですが」

「遅ればせながら」は、「遅れましたが」や「今更ですが」という意味の言葉です。

時機に遅れること、遅れて駆け付けることを意味する「遅ればせ」に逆接の「ながら」を付けて、「時機に遅れてしまいましたが」「遅れて駆け付けましたが」というような使い方となります。

遅れてしまったことに対してのお詫びや恐縮といったニュアンスを含む言葉といえるでしょう。

◇「遅ればせながら」はどういう時に使える?

「遅ればせながら」は、こちらの行動や行為が少しだけ遅れてしまった時に使われます。

特にお詫び・お祝い・報告などに使われることが多い表現です。

また、話し言葉だけではなく、ビジネスメールなどの書き言葉としても使うことができます。

「遅ればせながら」自体がかしこまった表現なので、ビジネスシーンにおいて上司や取引先に対して使うことができますが、前後の文もかしこまった表現で統一して使う必要があります。

「遅ればせながら」を使用する上での注意点

「遅ればせながら」は、最適なタイミングを過ぎてしまったが許容範囲内の遅れである時に使用できる言葉です。

「遅ればせながら」という言葉自体には、謝罪の意味合いが含まれていません。

そのため、遅れたことに対して特に謝罪の意を伝えたい時には、「遅ればせながら」とは別に謝罪の表現を付け加える必要があります。

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