失敗しない「お礼メール」の書き方 (1/4ページ)
ビジネスではお世話になった時や、何か特別な計らいをしてもらった時など、感謝の気持ちを伝える場面が多くあります。
直接顔を合わせてお礼を言える場合は、表情や声のトーンでその気持ちもストレートに伝わりやすいものですが、文字だけであるメールは、一工夫しないとワンパターンで業務的なものとして伝わる可能性もあります。
お礼を伝える際のポイントやシチュエーションごとの例をご紹介しますので、せっかくの思いが真意通りに伝わるようにしましょう。
■お礼メールのポイント7つ
訪問や会食のお礼、助けていただいたことへのお礼など、さまざまのお礼のシーンがありますが、共通して押さえる基本がありますのでお伝えします。
◇(1)当日もしくは翌日午前中までに送る
お礼メールはとにかく早く送ることが大切です。文面にこだわりすぎて遅くなっては本末転倒。スピードがその思いの強さを表現するからです。
その日のうちに送ることが基本ですが、終業間際以降の出来事であれば翌日の午前中までに送るのがベストです。
遅くなればなるほどお礼の効果は薄まります。個人対個人のやりとりではなく、会社対会社のお付き合いであることを意識しましょう。
◇(2)件名は分かりやすく
ビジネスメールの基本でもありますが、件名を見てどんな内容なのかが分かるものにします。
例えば、社外に対しては、以下のような件名を。
・お時間をいただきましたお礼【社名・名前】
社内に対しては、以下のように部署名と名前まで件名に入れておくとより分かりやすいでしょう。
・懇親会のお礼【部署・名前】
・ご同行のお礼【部署・名前】
◇(3)誤字脱字に細心の注意を払う
せっかくのお礼メールでも、誤字脱字があるとその印象だけが強く残ってしまう可能性もありますし、細部に心が行き届いていないようにも思われてしまいます。
必ず読み返しチェックを怠らないようにしましょう。