妊娠中の妻の腹部を切り裂いた夫が逮捕 動機は「子供の性別が知りたかった」 (1/3ページ)

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 生まれてくる子どもの性別が気になる親は多いようだが、海外では、子どもの性別を知りたいがために妻の体を傷つけた夫がいる。
 インド・ウッタル・プラデーシュ州で、43歳の夫が、生まれてくる子どもの性別を知るため、35歳の妻の腹部を切り裂いたと、海外ニュースサイト『India Today』と『South China Morning Post』が9月22日までに報じた。

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 報道によると、夫と妻の間には5人の子どもがおり、全員娘だったという。妻は6人目の子どもを妊娠していた。夫は6人目の子どもは男児であってほしいと願っており、日頃から性別を気にしていたそうだ。医師が夫婦に性別を教えることはなかった。『South China Morning Post』によると、インドでは医師や医療従事者が胎児の性別を両親に伝えることは禁止されており、性別を特定するための検査を行うことも禁じられているそうだ。

 妻が妊娠7か月に入ったある日、6人目の子どもの性別を知りたかった夫は、妻の腹部を斧で切り裂いた。夫が妻の腹部を切り裂いた時の詳しい状況は明かされていない。妻の親類が、妻が血だらけで倒れているのを見つけ、救急車を呼んだ。妻は病院で治療を受け、一命を取り留め、現在、容体は安定しているという。胎児は、病院に運ばれた翌日に死亡が確認された。胎児の性別などは明かされていない。

 その後、夫は警察によって逮捕された。
 このニュースが世界に広がると、ネット上では「性別が気になるからって妻のお腹を裂くなんて精神が異常としか思えない」「妊娠7か月の妻のお腹を裂いて息子だったことが分かっても、赤ちゃんが助かるとは限らないのにどうするつもりだったのか。そんなことも考えられないなんて精神異常としか思えない」「そこまでして息子が欲しかったのか。そうさせるインドの文化にも問題があるのでは」「子どもの性別くらい生まれる前に教えてもいいと思う」などの声が挙がっていた。

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