Kinki KidsのCMになぜか岸優太!?もはや伝統「推されJ」列伝

日刊大衆

岸優太(King&Prince)
岸優太(King&Prince)

 9月24日から公開されたKinKiKidsが出演するクレンジング『デュオ ザ クレンジングバーグ』の新CMに、King&Prince岸優太(24)が出演したことで、キンプリファンが歓喜している。

「キンキの堂本剛(41)と堂本光一(41)が“デュオ本兄弟”として『クレンジングバーグ』の効能を伝える、18年から続くCMの、第6弾『いちばん祭りうた編』に、岸が黒子として出演します。デュオ本兄弟にバームを手渡したり、CMの締めでくす玉を割ったりと、黒子として兄弟を徹底サポートしています」(女性誌記者)

 岸は黒子の布で顔を隠していて、顔を見せたのはくす玉を割る瞬間と、視聴者に向かって兄弟が「デュオぞ(どうぞ)ごひいきに」と頭を下げる場面で、わずか3秒ほど。セリフもないが、「ものすごくいい笑顔でカメラ目線の黒子(岸)がくす玉の紐を引く」という面白すぎる絵面は、視聴者に強力なインパクトを残すこと間違いなしだ。

■ジャニーズのバーター戦略とは

 すでにSNSでは《最後に出てくる岸くんがめちゃくちゃ好き》《光(光一)ちゃん、岸くんにはデレッデレの甘々やからなぁ》《おめでとう!KinKiの兄さん達と一緒なのもまた嬉しいね》と、盛り上がりを見せている。

「岸はKinKiの、特に光一の大ファンを公言していますから、嬉しかったでしょうね(笑)。岸に限らずキンプリのような若手ジャニーズは、大物ジャニーズと一緒に出演する、いわゆる“バーター戦略”を行うことがままありますね」(広告代理店関係者)

「バーター」とは、事務所が有名な芸能人と知名度の低い芸能人をセットで売り出す、ということで“束”を逆さまにした業界用語である。

 あのSMAPも、駆け出しのころは、中居正広(48)が出演していた90年の『新春!時間ですよスペシャル』(TBS系)に、他メンバーもエキストラ同然の端役で出演していた。『人志松本のすべらない話』(TBS系)に香取慎吾(43)が出演して『時間ですよ』の話をした際も「僕らはバーターだった」と、当時を振り返っている。

■セクゾ菊池の新ドラマにもバーター戦略

「最新の10月スタートのドラマ『バベル九朔』(日本テレビ系)でも、主演のSexyZone菊池風磨(25)の親友役に、SixTONES高地優吾(26)が出演します。ちなみに菊池と高地はJr.時代に『B.IShadow』という4人組グループを組んでいたこともあり、付き合いが長いことで有名です。ジャニーズ主演のドラマはレギュラーや単発ゲストなどに、よくほかのジャニーズグループのメンバーが出演することが多いですね」

 高地はJr.時代の18年の二宮和也(37)主演の医療ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)に出演し、デビュー後の20年もTOKIO松岡昌宏(43)主演の『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)にも単発ゲストで出演している。

 ちなみに、SixTONESのジェシー(24)も、Jr.時代の18年に『ミタゾノ』にゲスト出演したほか、13年の木村拓哉(47)主演の『安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~』(TBS系)にやはりバーターで出演していた。

■バーターに売れっ子Jの歴史あり

「キンプリのデビューは18年、SixTONESは今年ですが、下積みは長かった。13年のKis-My-Ft2の藤ヶ谷大輔(33)主演ドラマ『仮面ティーチャー』(日本テレビ系)では、セクゾ菊池をリーダーにした高校生グループがジェシー、京本大我(25)、岸でした。いま考えるとなかなか豪華なメンツですが、当時は菊池以外は“バーターのJr.”だったんです。

 菊池も、当時はセクゾ結成から2年目ですから、ひょっとしたらバーター扱いだったかもしれません」(専門誌記者)

 もともと、ジャニーズはデビュー前のJr.たちに付き人のような仕事をさせたり、バックダンサーとして多くの先輩ジャニーズたちのコンサートに出演させるという慣習がある。

 もはや常識となっているが、「無名の若手をスターのバックダンサーに起用する」というのは、考えてみれば非常に天才的なアイデアだ。

■岸は本格的なブレイク確実!?

 Jr.とKinKiKidsにはあるジンクスがあり、それ理由で「岸の本格的なブレイクは確実なのでは」とする声も多い。

「“キンキのバックで踊ったらスターになる”というジンクスがあります。嵐、KAT-TUNタッキー&翼V6井ノ原快彦(44)と長野博(47)……。名だたるメンツは全員、Jr.時代にKinKiのバックダンサーを経験しています。特に嵐の櫻井翔(38)は17年の『KinKi Kids party』で光一が“櫻井よく映ってたよね!あと翼!”と話すくらい、目立っていたそうですよ」(前出の記者)

 バックダンスやバーター出演で爪痕を残せれば、スターへの道が近づく。それだけに、当時の櫻井も気合いを入れていたのが伝わってきたのかもしれない。 

 岸はバックダンサーではないが、縁起のいい存在であるKinKiと、CMという大舞台での共演を果たした。これで岸もキンプリも、運気急上昇間違いなし!

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