2020年の「中秋の名月」は10月1日。お月さまと心優しく哀しいうさぎのお話…とは? (4/7ページ)

Japaaan

そして、2020年の中秋の名月は、10月1日です。中秋の名月というと満月のイメージがありますが、必ずしも満月の日とは限りません。

そして、天文学的な意味の「満月」とは、「地球から見て、太陽と反対方向になった瞬間の月」で、今年の満月の時刻は10月2日06時05分だそう。

中秋の名月を楽しむには?

三方に乗せた月見団子(写真:wikipedia)

中秋の名月の日は、昔からお団子やススキなどをお供えとして飾ります。

ススキ:神様の依り代(※1)であり魔除けになるともされる 秋の七草:ススキ・クズ・なでしこ・オミナエシ・フジバカマ・桔梗 月見団子:三方(※2)や皿に白い紙を敷き、15個のお団子(※3)を盛る

※1依り代:神霊がよりつく対象物のこと。本来は稲穂だがこの時期にはないので形状が似ているすすきになった

※2三方:神前などにものをお供えする際に使用する儀式的な台

※15個のお団子:白くて丸い形は満月を表し、収穫への祈りや感謝とともに健康や幸福を願うシンボルとして使う。数は、十五夜にちなんで15個。

「2020年の「中秋の名月」は10月1日。お月さまと心優しく哀しいうさぎのお話…とは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、中秋の名月日本の伝統行事年中行事カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る