関ジャニ∞安田章大「もどかしかった」サングラスの苦悩を告白

日刊大衆

安田章大(関ジャニ∞)
安田章大(関ジャニ∞)

 関ジャニ∞安田章大(36)が、9月23日放送のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)に出演。ジャニー喜多川氏とのエピソードや、大病を経て考えたことなどを語った。

 スタジオに安田が登場すると、番組パーソナリティの伊集院光(52)が「今日はいつもより比較的まともな格好だね。たまにビックリするときがあるからね。“それは毛布?”と聞きたくなるときもあるし」と指摘。安田は「寒いときもあったんでしょうね、毛布(が必要なぐらい)」と笑った。

 そして、放送日の前日は関ジャニ∞の全国デビュー日で、17周年になると安田が明かすと、伊集院が「今までやめたいと思ったことは?」と質問。安田は「何度もありますよ」というと、デビュー前の多感な時期に仕事がなくて不安感があったり、東京に進出した同期への劣等感があったと振り返った。

■ジャニー喜多川氏の鋭い指摘

 また、伊集院が「ジャニーさんは安田くんにとって、どんな人?」と問うと、安田は「敬語を使うな。僕を友達のようにしゃべりなさい」と言われていたと回顧。また、出会ってから、あまり経っていないのに「Youは器用貧乏だよ」と、いきなり言われたと振り返った。

 安田は「どこを見て、そんなふうにつかんだんやろ?」と思ったが、実は自分には“器用貧乏”というコンプレックスがあったと告白。ジャニー氏の言葉が、器用貧乏から全部器用にできるようになったら良いんだと、考えを切り替えるきっかけになったという。

 また、安田が17年2月に脳腫瘍の一種“髄膜腫”を開頭手術で摘出。その後遺症でふらつきがあり、転倒して骨折したことを受け、伊集院はどうやって病気と向き合ったのかと質問。

 安田は「誤解を招くような言葉は、こういう生放送で言いたくないですけど」と前置きし、「命あるものはいつか途絶えてしまうだろうし。でも、それを覚悟した上で生きていくから、一瞬一瞬を生きる。たった今が楽しい、っていう生き方をするべきかなあと思うんですよね」と、大病に対する心の持ちようを明かした。

■手術のことを言えないもどかしさ

 すると、伊集院は、安田が大病を公表する前に会ったとき、強い刺激が目から入らないよう、色つきのサングラスをかけていたのだが、事情を知らなかったので「また変わった格好を始めたな」と思っていたと告白。

 これに安田は「絶対そうですよね」と笑うと、「手術をしたことを伝えられないとか、色つきのサングラスをつけないとテレビに出られないこととか、もどかしかったです」と回顧。「誤解を招いているな」と感じていたと、当時の思いを明かした。

 安田は9月7日放送の『関ジャニ∞クロニクルF』での「話を切り上げたいのに相手がしつこく話しかけてくる時の対応」を検証するコーナーで、しつこく話しかけてくる仕掛け人のADに対しても嫌がる素振りも見せず丁寧に話を聞いていて、「優しすぎる」と話題になっていた。

 この安田の分け隔てない優しさは、病を乗り越えたからこそ、得られたものなのかもしれない。

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