生態系モデルに激震! 生物はウイルスを食べているという有力な証拠が発見(米研究) (2/4ページ)

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・細菌に感染するウイルス

 そうしたウイルスのDNA配列のほとんどは、「バクテリオファージ」という細菌に感染して増殖するウイルスのものだった。

 海の原生生物にとって細菌は一般的なエサだ。もし食べた細菌がウイルスに侵されていたのだとすれば、その体内からウイルスのDNAが見つかったとしてもなんら不思議はない。

 しかしメイン湾で採取された「コアノゾア門」と「ピコゾア門」の仲間は少々話が違った。

 多くの場合、その体内から細菌性DNAが見つからなかったのだ。となると、バクテリオファージに感染した細菌を食べたことで、そのDNAが取り込まれたと説明することはできない。

 さらに重要なのは、コアノゾアとピコゾアというまったく門が異なる原生生物から、ほぼ同じウイルスの配列が見つかっていることだ。このこともやはり、ウイルスの侵入経路が感染した細菌である可能性を低くする。

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・ウイルスは栄養満点のサプリメント

 こうしたことは、あくまで状況証拠でしかないが、指や口の周りにお菓子のカスをつけた人を見つけたようなものだ。2種の生物がウイルスを食べていた可能性は限りなく高いと思ってかまわないだろう。
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