手軽に自分の“聞こえ”の状態を確認! 補聴器ブランド「ワイデックス」がスマホで知ることができるツール「オンライン聞こえのチェック」を提供中 (2/6ページ)
聴力の低下は徐々に進行していくこと、そして、聴力は多少低下しても日常生活に大きな支障をきたさないと考えられていることも、難聴を自覚しにくい原因だと考えられます。また、本人が自覚するよりも先に家族などが気付く場合が多く、周囲の人たちは「聞き間違いや聞き返しが多くなった」、「テレビの音量が大きくなった」と思っていても、本人はそれほど生活する上で不便を感じないため、そのまま放置されてしまうケースが見受けられます。
そもそも、普段の生活の中で、自分の聴力を測ったり、チェックしたりする機会が少ないために、聴力の低下を自覚するきっかけがないというのも見逃せないポイントです。「JapanTrak 2018」でも、健康診断や人間ドックで1 年以内に聴力測定を受けたと回答した人は全体の4割弱程度でした。
自分の聴力を知る機会が少ないということが、難聴を自覚している人の割合の低さにつながっているのかもしれません。
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■難聴によって引き起こされるさまざまな問題
難聴は、日常生活に差し迫った大きな支障がないといった理由から、そのまま放置されがちな問題ですが、一方で、最近メディアでもたびたび取り上げられるようになってきたのが、難聴と認知症との関連です。
2017 年7月、アルツハイマー病協会国際会議(AAIC)において、ランセット国際委員会が「認知症の症例の約35%は潜在的に修正可能な9つの危険因子に起因する」と発表し、「難聴」は「高血圧」「肥満」「糖尿病」などとともに9つの危険因子の一つに挙げられました。その際、「予防できる要因の中で、難聴は認知症の最も大きな危険因子である」という指摘がされました。