菊間千乃弁護士が伝授!あなたを守る「法律視点」とは? (4/4ページ)
総務省は、この投稿者情報に、電話番号を追加するなどの省令を改正する方針を示したのです。
電話番号が判明すれば、携帯電話会社に直接投稿者の情報を照会することで、発信者にたどり着くことが容易になり、加害者に対して損害賠償を請求しやすくなります。
こうした知識があれば、つい感情的な内容をSNSに書き込んでしまいそうになったときに、抑止力になるでしょう。
もちろん、被害者になった時は、顔の見えない相手に対する対抗手段となります。
同書の中で菊間先生は、日常の中に法律の視点を持つこと、そして、得た知識を行動に反映させることが大切だと書いています。
私が尊敬する作家の故・外山滋比古さんは、知識は過去、思考こそが新しいものを作る力であり、自分で考える力が大切だと常々おっしゃっていました。特にこのコロナ禍においては、自分の頭で考え、行動することが大切だなと思うことがたくさんありました。得た知識をそのままにとどめずに、なぜこんな規制があるのだろう、この規制があるということは、こういう場合はどうなんだろう? と思考をめぐらせて頂ければ、幸いです。
法律視点とは、法律の知識を得て、思考をめぐらし、行動に移すこと。それは、いまを生きる社会人に必須のスキルと言えそうです。その手引きとなる同書は、あなたと、あなたの大切な家族を守る一冊になるのではないでしょうか。
(新刊JP編集部)