小池都知事、ソフトバンク孫会長…etc.菅総理に立ちはだかる天敵たち (1/2ページ)

日刊大衆

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 菅義偉首相の天敵たちの“逆襲”が始まった。

「就任当初は“来年9月の総裁選までの代打”と揶揄する声もありましたが、すぐに自身の色を出してきた。その象徴が携帯料金の値下げです。背景にはソフトバンクグループ会長・孫正義氏との遺恨が深く関係しています」(経済誌記者)

 2018年11月、当時、官房長官だった菅氏が「携帯電話料金は4割値下げできる余地がある」と発言するや、孫会長は反発。「(新料金プランは)実質4割値下げだ」と反論し、菅氏の怒りを買った。

「孫会長には、アジア各国の送電網を結び、モンゴルで作った風力エネルギーを日本に送る構想があります。ただ、エネルギーは社会のインフラですから、基本的に国家間ではできません。それを巡って政府と揉めた前科もあります」(前同)

 2人目の敵は小池百合子東京都知事。政治評論家の有馬晴海氏はこう解説する。

「Go Toキャンペーンから東京を外すなど、菅氏は小池知事と、あからさまに対立しました。小池さんはチャンスがあれば、首相の座も狙っている。小泉内閣と第一次安倍内閣で閣僚も務め、今は二階幹事長と蜜月。菅氏にとって油断できない存在です」

 菅氏を総理に担いだ二階幹事長が間に入り、現在は“休戦中”だというが、「東京五輪が成功すれば、小池知事は再び動く。その前に無力化するはずです」(全国紙政治部記者)

 その小池知事と不仲で知られる森喜朗五輪組織委員会長とも、菅氏は深い因縁がある。

「00年、加藤紘一氏、山崎拓氏らが第二次森内閣の打倒を目指した“加藤の乱”に梶山静六氏らと加勢しています。

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