「闇賭博で解散」宇宙Sixの次はKinKi Kids?中居正広が知るJ崩壊!

10月4日、ジャニーズJr.内ユニットの宇宙Sixが解散したことが明らかになった。
宇宙Sixは2016年11月に結成され、江田剛(32)、松本幸大(31)、山本亮太(30)、原嘉孝(25)の4人で活動していた。しかし、10月2日の『文春オンライン』にメンバーの山本が、無許可営業の闇スロット店に通っていることが報じられ、10月1日付でジャニーズ事務所との専属契約を解除。
これに伴い、松本、江田、原の3人で話し合いを行い、「今回のことの重大さを自分たちも認識しています。連帯責任なので、けじめとして解散という形をとらせていただけないでしょうか」と申し出があり、グループは解散することとなった。
「同グループには、一時はSnow Manの目黒蓮(23)も所属していましたが、Snow ManのCDデビュー決定に伴い、宇宙Sixを脱退してSnowManに専念することが2019年に8月に発表されました。山本は目黒の脱退が決まった頃から生活態度が荒れ、事務所への不満を周囲に漏らすこともあったといいます」(芸能記者)
目黒の脱退以降、ユニットとしての仕事もほとんどなく、自分たちで持ち込んだ仕事もなかなか通らない日々が続いたという。また、今年3月には山本が「事務所を辞めたい」と言っていたことも『文春オンライン』では伝えている。
■中居正広がジャニーズの問題点を指摘
今年3月にジャニーズ事務所から独立した元SMAPの中居正広(48)は、10月4日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、ジャニーズ事務所の現状について言及。
SMAP結成当時、所属タレントは20数人だったが、現在は「70、80、100人弱います。それは(状況が)変わってくる」とし、「教育というか指導も、やっぱり行き届かないところも出てくるんじゃないかな」と語った。
「所属タレントが多くなったことで、中居が話しているように、事務所がタレントの行動を把握しきれなくなっているのではないでしょうか。不祥事を未然に防ぐことも難しいでしょうしね。ただ、宇宙Sixの山本は、以前から“辞めたい”と話していたほか、他のメンバーもアラサーを迎え、今回の賭博騒動と関係なく、宇宙SixはJr.としては限界にきていた。
Snow Manも一時はデビューが難しいと言われていましたが、滝沢秀明副社長(38)の意向でデビューを果たすことができたといいます。Snow Manは運よくデビューできましたが、そうではないJr.も少なくない。Jr.も今、高齢化が進んでいて今後、退所を余儀なくされるタレントも多々出てきています。
中居は気を遣って遠回しに話していますが、現在のジャニーズ事務所に起きている問題点は、すべて分かっているはず。昨年7月にジャニー喜多川氏が亡くなり、新体制に代わったことで中居が懸念する問題点が、今まさに顕在化しているということではないでしょうか」(前出の芸能記者)
■TOKIO長瀬や少年隊も…
ジャニー氏を尊敬し、ジャニーズ事務所に入所したタレントは数知れない。そういったタレントの中には、藤島ジュリー景子社長と、後輩や同僚としてタレント活動をともにしてきた滝沢副社長の新体制にはついていけない、ついていこうと思わない人物もいるとされている。
「ジャニーズタレントの多くがジャニー氏のカリスマ性に惹かれて入所していますからね。特に、KinKi Kidsの堂本剛(41)は、ジャニー氏がいたからこそ事務所に残留していたタレントの筆頭です。8月7日発売の『FRIDAY』(講談社)でも、次にジャニーズ事務所を退所する可能性がある人物として名前を挙げられていますよね。
また、来年3月をもっての退所が発表されたTOKIOの長瀬智也(41)も元々、独立志向が強く、ジャニー氏が亡くなったことで“ジャニーさんのいないジャニーズ事務所に残る必要はない”という理由で、退所を決めたともささやかれています。元NEWSの手越祐也(32)もやはりジャニー氏を敬愛していた。
もちろん、中居もその1人ですよね。また、少年隊の錦織一清(55)と植草克秀(54)も新体制になって“居場所”がなくなったから、年末をもって退所すると言われていますね」(芸能プロ関係者)
■家族を持つベテランと若手以外は…
「木村拓哉(47)や、妻や子どもを抱えているV6の長野博(47)、井ノ原快彦(44)、岡田准一(39)など、“ジャニーズでやっていく”と決めたタレントは大きな動きは見せないでしょう。
また、SixTONES、Snow Man、デビュー間近と言われているなにわ男子やHiHi Jetsといった、今後プッシュしてもらえそうな若手も事務所にいるメリットを感じているはず。ただ、それ以外のタレントが続々とジャニーズ事務所を離れていく、なんて事態も……。
大所帯になりすぎたゆえ起こりうる不祥事と、年を重ねても目が出ず今後の人生を考え辞めていくJr.、そして新体制への移行で退所を検討するベテラン……今後もジャニーズではさまざまな動きがありそうです」(前出の芸能プロ関係者)
ジャニー氏亡き今、滝沢副社長はジャニーズ事務所を再建することはできるのだろうか――?