松本人志と中居正広「竹内結子さんに言及」も…「秘密は墓場まで」の関係

日刊大衆

中居正広、松本人志(ダウンタウン)
中居正広、松本人志(ダウンタウン)

 10月4日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、中居正広(48)が出演。2000年のドラマ『伝説の教師』(日本テレビ系)で共演して以来、20年来の親友となっている・ダウンタウン松本人志(57)と昨今の時事問題についてトークするとともに、変わらない仲の良さを感じさせた。

「序盤から、中居が半年間コロナ禍でほとんど外出してない件について“びっくりしたよ。すごい神経質になってて。いや、わかるけど、少人数くらいやったら俺、全然行ってるけどなあ”と、中居のストイックな現状を説明したほか、9月の松本の誕生日に、“炭酸水メーカー”を中居がプレゼントをしてくれたことを明かしました」(制作会社関係者)

 番組で最初に取り上げられたのは、今年9月27日に亡くなった、竹内結子さん(享年40)についてだった。仕事も家庭も好調な状態だったにもかかわらず、自死と思われる死に方をした件について松本は、

「多分俺も、周りから仕事が順調そうに見えてると思うけど、40年くらいやってるけど、順調やと思ったこと1回もないけどね」「どうですかね。俺も何度か、そういうことがね。自分で終わらしたろってよぎることがね、実は何度かあんのね」

 と、自分の経験も踏まえて語った。

■「悲鳴をあげられない人もいる」と一致の認識

「ピアニストの清塚信也(37)の“日本はメンタルケアの取り組みが遅れている”“根性論はいい加減にしないと日本はこれ以上進歩しない”と、日常からメンタルの予防や周囲の理解が大切である、というコメントをしたほか、番組では『いのちの電話』やLINEの『生きづらびっと』といった、心の悩みを抱えている方向けのサービスを紹介したんですが、ここにも松本と中居は鋭く切り込みました」(女性誌記者)

 松本は「必要と思う」としはつつも、「本当に煮詰まった人は、たぶんそこにも行けない人もいる」。

 中居は、「悲鳴をあげられない人もいる。SOSを出すこともできない人もいる」「じゃあ何ができるか。まずは近しい人とか、家族とかのコミュニケーションじゃないですけど」「まだ新しい生活様式がフィットしてなくて。でも、一人で抱えて背負ってしまって。SOSも手を差し伸べることもできない人がいるってことは思ってなきゃ、行けないのかな」

 と、それぞれコメントしていた。SNSではこれについて、

《SOS出せないんだよね。松本さんも中居くんもそれに気づいてくれて嬉しい》《たぶん、俺もいざって時に助けは求められないタイプだ…》《そこまで考えが行かないこと、あるよな》

 と、多くの賛同の声で溢れていた。

■中居を「アクセルとブレーキの扱い方が絶妙」と評価

 10月4日の21時、松本はツイッターで、

《百恵ちゃんや中居君。アクセルとブレーキの扱い方が絶妙なエンターテイナーがアイドルなんだな。我ら芸人は良くも悪くもアクセル踏みすぎる時があるもんなぁ〜》

 と、今回の中居と共演した『ワイドナショー』の感想と思われるコメントをつづっている。ちなみに、「百恵ちゃん」発言は、松本が『山口百恵の“最後の歌声”!伝説の一夜をお届け』(NHKBSプレミアム)を10月3日に視聴した件も影響しているだろう。

「いのちの電話についてのコメントを筆頭に、松本と中居には本当に以心伝心な感じが伝わってきました。今回に限らず、中居と松本は友情を感じさせるコメントをたびたびしていて、16年のSMAP解散騒動の際は“解散したくないなら木村(拓哉)に謝れ、とアドバイスした”と報じた一部週刊誌について“100%ウソ!久々に訴えるか!”と松本が怒りのツイートをしたこともあります」(専門誌記者)

 松本と中居は、亡くなった中居の父親が病院で闘病生活を送っていた際も、密かに病室を松本が訪れており、深い友人関係で知られている。

■「松本、動きます」の真意を引き出した中居

 中居も松本をよく理解していて、19年末の『ワイドナショーSP』では、当時問題となっていたお笑い界の闇営業問題について《後輩芸人達は不安よな。松本 動きます》とツイートした件を、中居が番組内で、松本本人から言葉の真意を引き出したこともある。

「中居は、ただ視聴者の“どう動いたの?”という意見を代弁するだけでなく、“ここまで言わなかった松本さんのカッコよさもある”“言える範囲で”と、話しやすいムード作りをしていて、松本が生活に困っている謹慎芸人にお金を渡していたことを告白させました。松本を相手に、ここまでストレートに“動きます”発言の真意を聞けるのは、やはり深い付き合いのある中居ならではですよね」

 また、中居は今年2月21日にジャニーズ事務所の退所を発表したが、これについても松本との仲を感じさせる出来事があった。中居は会見で「元SMAPのメンバー以外で退所を事前に伝えた人を「本当に少ないです」としていたが、その1人が松本だったのだ。

■中居の重要な出来事は常に知っている松本

 2月23日の『ワイドナショー』で松本は「どうなるかはわからないけれど一人でやってみたいということは言っていた」と中居から聞いていたうえ、「漢字間違えてるから何言ってるか分からなかった」とボケつつも、会見当日の昼間にショートメールが届いたことを明かしている。

「SMAP解散騒動が報じられた直後の『ワイドナショー』では、松本は西麻布で酒を飲みながら、“絶対に解散してはいけない”“誰も得しないし、バラバラになるというのはあり得ない”と中居に話したことや、SMAP解散騒動について“去年ぐらいからちょっとワサワサしてんのかな、というのは、ありました”と、以前から知っていた、としています。本当に大事な話も相談する仲なんですよ」(前出の専門誌記者)

 今年1月6日の『日刊ゲンダイDEGITAL』では、「墓場まで持ち込むネタも、お互いが握り合っている」と報じられている2人。

 コロナ禍や相次ぐ人気俳優の訃報など、大きく揺れ動いている芸能界で、松本と中居はこれからも互いを支え合う、よき親友でいてほしいーー。

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