『逃げ恥』新垣結衣もいいけど…『MIU』『罪の声』野木脚本で“鬼金”の星野源!

日刊大衆

新垣結衣、星野源(画像は『逃げ恥』公式ツイッターアカウント@nigehaji_tbs)より
新垣結衣、星野源(画像は『逃げ恥』公式ツイッターアカウント@nigehaji_tbs)より

 2021年1月に放送予定のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)』(TBS系)スペシャルの撮影が、いよいよスタートした。

『逃げ恥』は、星野源(39)と新垣結衣(32)主演の16年に放送された恋愛ドラマ。恋愛経験のないウブな独身サラリーマン・津崎平匡(つざき・ひらまさ)と仕事なし彼氏なしのヒロイン・森山みくりというお互いに不器用な男女が「契約結婚」から、やがて本当の夫婦になる、という内容。主役2人のムズキュンぶりが大好評で、関東地区の世帯平均視聴率は14.5%を記録。コロナ禍の影響で今年5月から再放送した際も、大いに反響があった。

 21年1月の『逃げ恥SP』では、新垣がみくり、星野は平匡を実に4年ぶりに演じることになるが撮影は好調なようだ。

「クランクイン初日はセリフが一言しかなくて、それでちゃんとみくりに戻れるか心配だったのですが、監督や平匡さんにも“とてもみくりさんだった!”と言ってもらえて安心しました」(新垣)

「4年経ってどうなるかと思っていましたが、戻れるものですね」(星野)

 と、それぞれコメントしている。

■野木脚本の常連となりつつある星野

 スペシャル版の脚本は、連ドラ版に続いて野木亜紀子が担当する。

『逃げ恥』の話題となると、どうしても「ガッキーの神がかったかわいさ」や「恋ダンス」などに目が行きがちだが、星野も新垣に負けず劣らずの人気を誇っており、脚本家の野木との相性のよさも『逃げ恥』を語るうえで重要なポイントとなる。

「野木作品と星野の相性はバツグンです。今年6~9月にはドラマ『MIU404』(TBS系)、10月30日公開の映画『罪の声』で、それぞれ星野が主演していますが、6月26日の『モデルプレス』のインタビューで、星野は野木さんについて“人間性が好き”“本当に何か伝えたいことがあったり、今みんなで考えたいことだったり、今なんのためにこの物語を世の中に放つのか、その理由がちゃんとある人です”と、強く信頼していることを明かしてます」(専門誌記者)

『MIU404』で星野は、優秀だが過去の“相棒殺し”がきっかけで自分も他人も信用せず、自分の命を軽んじている刑事・志摩一未(しま・かずみ)を演じていた。

■『逃げ恥』とのギャップに驚くファン続出

『MIU404』で綾野剛(38)演じる伊吹藍(いぶき・あい)とタッグを組んで事件に挑んだ星野だったが、『逃げ恥』とは打って変わって、冷静でドライな志摩は視聴者に大好評。

 今回『逃げ恥』での“平匡”としての星野の写真が公開されると、

《こ、これは…平匡…!一月前までの志摩の面影が全くないぞ…?》《この前まで志摩さんだったのにちゃんと…ちゃんと平匡さんだ!(語彙力)》《すげぇ…あのどこか闇深で儚さと目力のあった志摩から、ちゃんと逃げ恥の平匡さんに戻ってる…役者のお源さんすごい…》

 と、あまりのギャップと星野の演技の幅に感嘆する声が多く見られた。

        この投稿をInstagramで見る                  

「じゃあ撃てば? いいよ俺は」  第4話 "ミリオンダラー・ガール" のお話は、今夜のオールナイトニッポンで。  #MIU404 #志摩一未

Gén Hoshino 星野源(@iamgenhoshino)がシェアした投稿 - 2020年 7月月21日午前4時56分PDT

『MIU404』の志摩(星野)。平匡とは打って変わった冷めた表情が印象的だ。

「『逃げ恥』で“ガッキーロス”が起きましたが、『MIU404』も志摩を筆頭に魅力的な世界観やキャラクターに多くのファンがロスに陥り、最終回の翌週は存在しない“第12話”がツイッタートレンド入りしたり、ファンによる二次創作の後日談やあらすじ風エピソードが多く見られましたね」(前出の記者)

■今年の下半期は星野×野木脚本と共に

 さらに映画『罪の声』では、星野は京都に住む関西弁の男・曽根俊也(そね・としや)を演じる。父の遺品から出てきた、幼少期の自分の声を録音したカセットテープが、30年以上前に起きた食品会社への脅迫事件に使用されたテープとまったく同じ内容だったことから、事件に巻き込まれていく、という内容だ。同作での星野は、新聞記者の阿久津英士を演じる小栗旬(37)とW主演になる。

「野木さんについて星野は、“心から信頼し、尊敬している土井監督、野木さんとまたご一緒できることも本当に嬉しく、幸せに思います”と、19年4月18日にメディアにコメントを寄せていました。

 予告の時点で、志摩や平匡とは違う、“ふつうの人なのに理不尽に巻き込まれてしまった被害者”という雰囲気が色濃く出ていて、こちらも話題作になるのではないでしょうか」

 考えてみると、5~7月は『逃げ恥』再放送、6月末~9月は『MIU404』、10月30日からは『罪の声』と、2020年後半はほぼ絶え間なく「主演:星野源×脚本:野木亜紀子」がファンに供給されることになる。まさに鬼に金棒というべき取り合わせだろう。

 そして、21年1月には『逃げ恥SP』が放送。間違いなく話題になるだろうが、2021年以降、星野と野木による『MIU』や『逃げ恥』を超える名作が生まれるかもしれないーー。

「『逃げ恥』新垣結衣もいいけど…『MIU』『罪の声』野木脚本で“鬼金”の星野源!」のページです。デイリーニュースオンラインは、MIU404逃げるは恥だが役に立つ星野源綾野剛新垣結衣エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧