田中みな実、NHKドラマに出演決定!一歩近づく「紅白歌合戦司会」への道

日刊大衆

田中みな実
田中みな実

 元TBSアナウンサーの田中みな実(33)が、ついにあの局に登場することになった。

 12月12日スタートのNHKの連続ドラマ『ノースライト』への出演が告知されたのだ。

 田中は、8月に広末涼子(40)や有村架純(27)らが所属する芸能事務所に移籍してから、初のドラマ出演となる。

『ノースライト』は、作家・横山秀夫氏の同名小説が原作。西島秀俊(49)が演じる建築士・青瀬稔が主人公のミステリー作品だ。田中は、青瀬(西島)が務める設計事務所の事務員で、所長(北村一輝)の幼なじみという役どころで出演する。

 今回の出演について田中は、

「横山秀夫さんの原作の重厚な世界観の中で新たな経験ができるのは願ってもないことで、関われることを幸せに思います。錚々(そうそう)たる役者陣の芝居を身近で体感し、この機会にたくさん吸収し、糧にしていきたいです」

 制作統括の佐野元彦氏は田中に対して、「秘めた思いを、どの様に演じてくださるか、とても楽しみです」

 と、コメントを寄せている。

■あらゆる分野が絶好調の田中

「“新たな分野に挑戦したい”と、TBSから独立した際に所属した、フリーアナウンサーがメインの事務所から、トップクラスの女優たちが集う事務所に移籍した田中ですが、大きな仕事がさっそく舞い込んできました。“岡嶋所長(北村)の幼なじみで、岡嶋のことを誰よりも理解している”と紹介されていますが、これまで田中が演じてきたのが、キャラの立った悪女だったことから考えると、意味深ですね」(女性誌記者)

 田中は2014年にTBSを退社して以降、アナウンサー業以外にも意欲的に多方面の仕事に挑んできた。19年12月に発売したファースト写真集は60万部を突破し、9月27日には美容雑誌『VOCE』(講談社)が毎年開催している『VOCE BEST COSMETICS AWARDS 2020』の特別賞「2020年“最も美しい人”」にも選出され、女性人気と美貌を武器に、大いなるステップアップを見せている。

「また、6月22日発売の、30代女性を主な読者層とした美容雑誌『MAQUIA(マキア)』(集英社)ではセクシーなドレス、23日発売のアラサーOL向けファッション誌『GINGER(ジンジャー)』7・8合併号(幻冬舎)では水着とランジェリー姿を披露し、どちらも表紙を飾りました。

 しかも、『ジンジャー』ではコラムも執筆している。雑誌に写真集、ドラマ、10月からの新番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)のMC。どの分野でも、飛ぶ鳥を落とす勢いですよ」(前同)

■上昇志向は出独立当時よりも洗練された

 5月20日放送のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)では、「よっぽど変わったアダルトなことじゃない限り(仕事を)受けたい。やったことがないことをやってみたい」と話していた田中。

 新規路線の開拓に意欲的なことを踏まえると、かなり上昇志向が強いように思える。

「19年3月15日の『ひるキュン!』(TOKYO MX)で、“フリーになったころはすごく野心があって、それこそ“『上昇志向の塊』ってよく言われてました”としつつ、“変な野心は捨てましたね。ガツガツしてる野心みたいなのはなくなって”と、現在は独立当時より落ち着きつつあることを話していました」(専門誌記者)

 しかし、現在の多方面への活躍ぶりを考えると、チャレンジ精神は健在のように見える。

 6月13日の『スポーツ報知』でのインタビューでは「個人にフォーカスいただくものが増えて、これ全部やっていたら消耗が激しすぎる。きちんと選ぶってことをしないと終わるなって感じています」と答えていることも踏まえると、いい意味で「自分が本気でやりたいことをやる」というスタンスを確立できた、ということなのか。

■いい意味で「仕事を選ぶ」ようになった

「たとえば、雑誌に関しても、田中は学生時代に編集者にも興味があった、とインタビューで明かし“時間をかけて何かを作る尊さみたいなものを感じています”と話しています。

 女優業についても、最初は1度出れば十分と思っていたのが、出演者やスタッフの苦労がパズルのように組み合わさって1つの作品となることに“こういう感覚は初めてで感動を味わいました”と感銘を受けて、最終的に“またやりたい”という心境になったことを明かしていますね」(前出の女性誌記者)

 先述のインタビューは19年の初の本格的な女優業『絶対正義』(フジテレビ系)を振り返ってのことだったが、その後田中は本格的に演技方面、特に悪女路線で花開いていき、最近では4月~7月に放送していた『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)での右目に眼帯をした、主人公に嫉妬心をむき出しにする危険な悪女を熱演。

 主役を食う怪演を見せたほか、スピンオフドラマも制作され、女優としての活動も認知されてきていた。

■NHKでもキャリアを積みつつある

「そして、今回のNHKの『ノースライト』出演ですよ。今年2月3日にはバラエティ番組『モンダイな条文 ~世界の“謎ルール”~』に出演したり、NHKの仕事も徐々に増えつつある。

 となると、意識するのは紅白歌合戦でしょう。“いずれ紅白歌合戦の司会をやって欲しい!”と願うファンも少なくないし、田中はTBS時代からアナウンス技術はピカイチという評価を得ていた。女性からの人気も圧倒的だし、NHKも視野に入れているかもしれませんね」(制作会社関係者)

 9月1日の『この差って何ですか?』(TBS系)では加藤浩次(51)と昭和ポップスの歌詞について考察して盛り上がったり、2月19日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)では歌が苦手なことを明かし、微妙に音程がズレた『Let It Go~ありのままで~』を披露し、逆に「ギャップで可愛い」と好評だったりと、歌番組でも活躍できそうなポテンシャルをたびたび覗かせている田中。

 年末の風物詩、紅白歌合戦の司会として君臨する日も、そう遠くないかもしれない。

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