笠井信輔 フリー転身のタイミングでガンになったのは意味がある (2/2ページ)

アサ芸プラス

笠井 この10年間は東日本大震災の取材に力を注いできてまして、毎年、被災地の取材ですとか、東北の皆さんとの交流を続けてきたんですけれども、「今度はがんで困ったり、苦しんでいる方々のためにも頑張らなきゃいけないんだよ」という、これもひとつの啓示かなとは思ってます。

テリー なるほど。

笠井 それで今、「オンコロ」というがんの情報サイトで、がん患者の素朴な疑問を専門家にぶつける動画サイトを始めました。それともうひとつ、「キャンサーネットジャパン」というがんの情報発信のNPO法人が、血液がんフォーラムというのを毎年やっていまして、今年はこういう状況ですからオンラインで、全国から参加者を求めて、2日間にわたってさまざまな講座をやりました。僕も2コマ持たせていただきまして、自分の経験談を含めて、がんとの向き合い方みたいな話をさせていただきました。先ほども言いましたけど、血液がんって基本的に希少で、なかなか情報がないんです。ですから血液のがんに限らず、がんというものを広く知ってもらう活動は続けていきたいですね。

テリー 来年3月で「とくダネ!」が終わるじゃないですか。僕、小倉さんのあとは笠井さんだと思ってるんですけど、どうなってるんですか。

笠井 いやいや、ありがとうございます。ほんとに終わるのかは聞いてないですが、世の中そんな簡単にはいかないんじゃないですか。

テリー えぇ、そうなの?だって、もうオファー来てるでしょ。

笠井 来てませんよ(笑)。でも、世の中何が起きるかわからない、を体感しているので、何か起きるかも。とにかく、今は目の前の仕事を一生懸命していきたいと思っているんです。

◆テリーからひと言

 朝の番組ではずっと裏番組の人で、ゆっくり話したのは初めてだったけど、バイタリティあふれる熱い男なんだね。これからも奥様には全敗でいてください。

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