「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に! 同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘 (1/2ページ)

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 3日に神宮球場で行われた広島対ヤクルトの一戦。試合は「13-2」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが広島ベンチからのヤジだった。

 「13-0」と広島13点リードの8回裏1死一塁。打席に立っていたヤクルト・青木宣親の左ふくらはぎに、広島2番手・菊池保則が投じた3球目が直撃。青木には代走が送られたが、続く山田哲人が打席に入った直後に広島ベンチから「いったれもう一発いったれいったれ」とヤジが飛んだ。

 すると、これを聞いたヤクルト・森岡良介コーチが「もう一発はアカンやろオラ!当てといてなんじゃコラ!」と激怒し広島ベンチへ向かっていく。これをきっかけに両軍ベンチから選手・コーチが飛び出し、本塁付近で乱闘寸前のもみ合いに発展。しばらくして事態は沈静化したが、これを受け審判団は同戦を警告試合とすることを宣告した。

 その後退場者などはなく試合は広島勝利で終了したが、ネット上には「相手へのリスペクトが無さすぎる、言った奴は厳罰ものだろこれ」、「コロナのリスクがある中でお互いが密集するようなこと起こすなよ」といった反応が多数寄せられた。一方、一部では「ヤジが引き金でここまで揉めるのは珍しくないか?」、「こんなパターンで乱闘寸前の騒ぎになるのは初めて見たかも」といったコメントも見られた。

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 一般的に試合中の乱闘やもみ合いは、投手の死球に打者が激昂しマウンドに向かっていくことがきっかけで起こるケースが多い。ただ、過去には今回と同じく、ベンチ内から飛ばされたヤジがきっかけで大乱闘に発展した試合がある。

 1990年5月24日、ナゴヤ球場で行われた中日対巨人の一戦。同戦は2回に巨人が1点を先制したが、その裏に中日が2点を取り逆転。すると、3回表に巨人が5点を取り再逆転するなど、シーソーゲームの様相を呈していた。

 事件が起こったのは、中日が4点を追いかける3回裏2死三塁の場面。巨人先発・槙原寛己の球が、打席に入っていた中日・バンスローの顔面付近を通過。

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