池袋暴走老人・飯塚幸三の“家族のコメント”に怒りの声「ふざけるな」

まいじつ

Luis Molinero / Shutterstock
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10月9日付の『現代ビジネス』において、2019年4月19日に起きた「池袋暴走事故」の加害者家族に関するコラム記事が掲載された。その内容をめぐり、世間では〝火に油を注ぐ〟事態となっている。

東京・池袋で当時87歳の被告人・飯塚幸三が運転していた車が暴走し、2名が死亡、9名が負傷する大惨事となった「池袋暴走事故」。まだ幼い女の子とその母親が犠牲となった大変痛ましい事故だが、飯塚が旧通産省の元官僚という〝上級国民〟であること、実況見分の際には両手に杖をついていて、とても車を運転できるような身体には見えなかったこと、そしてなにより事故原因を「車のせい」にしていたことなどから、加害者及び加害者家族は激しいバッシングに晒されていた。

『現代ビジネス』のコラム《「上級国民」大批判のウラで、池袋暴走事故の「加害者家族」に起きていたこと》は、ライターが加害者遺族の知られざる苦労を記したものだ。

文中では、加害者家族のコメントとして《正直、逮捕してもらいたかったです…》などと並び、ライターも《危険なのは塀の中より社会》《加速しているように見える格差社会の間で無力感に苛まれている人々の復讐であり、不満の捌け口にもなっている》として、加害者家族に向けられる終わりなき社会的制裁を危惧している。

飯塚幸三の発言と一致しない

「10月8日に開かれた初公判では、飯塚被告は謝罪の言葉を口にするも、〝アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している〟〝暴走したのは車に何らかの異常が生じたため〟と無罪を主張。加害者家族の気持ちとは、まるで逆の言い分なのです」(ネットメディア編集)

事故を起こした本人と家族は別とはいえ、〝正直、逮捕してもらいたかった〟と話す加害者家族。そんなコメントに、ネット上では

《だったら家族が説得して、無罪主張なんかやめさせろよ。黙認してると見られてもしょうがないだろ》
《おいおい! 認めるように説得しろよ!》
《は? この被害者面記事いくらで書いてもらったの?》
《加害者バッシングは行き過ぎることもある。この団体の活動も理解できる。だが、正直逮捕してほしかった。だと? ふざけるな。犯した罪を反省し、それでもバッシングされる加害者に対して救えよ。それから、まず第一に救うべきは被害者だろう》
《だったなら尚更、他の件と同様に逮捕〜起訴へと進めるべきだった。正当な裁きは、何も被害者だけではなく、加害者への救済でもある》
《こんな記事を書かせたところで国民感情は動かせない》

などと、呆れる声が多くあがっている。

誰しもが加害者にも被害者にもなりうる。適正な処罰が望まれるところだが…。

【画像】

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