超大質量ブラックホールの正体がワームホールの入り口である可能性(ロシア研究) (1/3ページ)

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超大質量ブラックホールの正体がワームホールの入り口である可能性(ロシア研究)
超大質量ブラックホールの正体がワームホールの入り口である可能性(ロシア研究)

超大質量ブラックホールがワームホールの入り口なのか確認する方法 / Pixabay

 光速をもってしても広大すぎる宇宙だ。人間の時間軸の中で宇宙スケールの距離を移動しようと思えば、何かもっと別の方法が必要になる。

 そこで考えられるのが、「ワームホール」を通過するという方法だ。これは時空の一点から別の一点へ直結しているとされるトンネルのような構造のことで、「アインシュタイン=ローゼン橋」とも呼ばれる。

 もし、ここを通行することができるのなら、宇宙のはるか彼方にまで一気にワープすることが可能になる。光速を超える移動を実現できるのだ。

・ワームホールを探す方法

 ワームホールは一般相対性理論によってその存在が予測されているが、実物が観測されたことはなく、今のところ仮説上のものである。

 これに関して、「活動銀河核」がワームホールなのではないかという説が2006年に提唱されている。

 銀河の中には、中心にある1%程度のコンパクトな領域から大半のエネルギーを放出するものがある。これを「活動銀河」といい、その中心の領域が活動銀河核だ。

 活動銀河核がそれほどのエネルギーを放出している理由は、そこに「超大質量ブラックホール」があるからだとされている。

 一般的な理論モデルによれば、超大質量ブラックホールの周囲には、そこに落下しようと集まってきた物質によって「降着円盤」という円盤状の構造が作られる。
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