ココリコ遠藤が嘆いたコロナ感染による「風評被害」

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ココリコ遠藤が嘆いたコロナ感染による「風評被害」

 お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造が10月9日放送の「バイキングMORE」(フジテレビ系)に出演。自身が新型コロナウイルスに感染したことで、子供の通う幼稚園では“風評被害”があったと打ち明けた。

 遠藤は8月、極楽とんぼ・山本圭壱や品川庄司・庄司智春らと共に近接したスタイルでYouTubeチャンネルの撮影に臨んでしまい、結果的に3人ともコロナに感染するという事態に発展。ソーシャルディスタンスを軽視した撮影法についてはきちんと謝罪し猛省したが、その後も周囲には大変な影響があったという。

 遠藤によれば、とりわけ濃厚接触者に該当する家族へ大きな迷惑をかけたとのこと。遠藤の感染発覚後、家族もPCR検査を実施し、全員陰性でひと安心したものの、「風評被害というか、子供が小さかったから、幼稚園に親御さんから電話がかかってきて。『うちの息子は遠藤さんと同じところに行ってるが大丈夫なんでしょうか?』と言われると、肩身が狭くなった」と問い合わせの電話が幼稚園に殺到したと告白。続けて、「肌で感じました。自分より、周りに申し訳なかった」とも語っている。

「PCR検査の精度が必ずしも100%ではない上に、芸能人の間でも連続で陰性の結果が出たにも関わらず、3度目、4度目の検査で陽性であることが発覚したケースもありますから、詳細を知らされていない他の保護者が心配するのは当然の話。遠藤はそうした問い合わせの電話が寄せられたことを“風評被害”と表現していますが、彼がコロナに感染したことは事実であり、その家族と同じ幼稚園に子供を預ける保護者が問い合わせをすることは、“風評被害”とは言えないでしょう。ネットでも『そりゃ確認くらいする親はいるでしょ?』『それは風評被害とは言わない』『心配で問い合わせするのは普通』との反論が相次ぎ、こうした内容をテレビで話す事で、家族はさらに肩身の狭い想いをするのではないかと懸念する声もありました」(テレビ誌ライター)

 誰もが感染するリスクを孕んでいるコロナ。罹った人や家族を差別するのはもってのほかだが、同時に、周囲への影響も考慮した上で慎重な行動を取る必要がありそうだ。

(木村慎吾)

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